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集団内唯一のアジア人として行動した時に見つけた文化の違い⑨「抗議」するか「曖昧」にするか

こんにちは!
筆者は半年間のカナダ留学中に何度もグループ内唯一の日本人・アジア人という立場で
行動していました。

その際に実感した文化の違い第9弾!
「抗議すること」についてです。

もちろん個人の性格にもよるのですが、
西ヨーロッパからの留学生達は
何か問題があると
「それはおかしいわ!私はこう思う!」
と抗議する傾向がありました。

日本だったら
「まあまあ、仕方ないよねぇ…」
とか
「う〜ん、まあ難しいよね〜」
と曖昧に済ませようとするような問題に関しても、話し合い(や不満を叫ぶ)等で
どうにかして決着をつけようとしていました。
(ただ、念のためもう一度お伝えしておくと、
西ヨーロッパからの留学生のみんながみんな
そうではなくて、個人の性格による面もあるので一概には言えません。)

さて、この違いは、
出身国の地理・歴史
関係していると考えます。

ヨーロッパは、国同士が陸続きで、
歴史的に戦争を繰り返してきました。

そして、
何か問題があった時に常に主張しなければ
いつ隣国から領土を取られてしまうか
わからない状況であることも
多かったのではないかと考えられます。

そのため、何か問題があった際は
きちんと権利を主張するし、
満足するまで話し合うことで解決しようと
努める風土があるのではないかと思うのです。

その一方で、海に囲まれた島国の日本は
海岸線さえ見張っていれば、
隣国からの侵略は防げます。

その代わり内乱等はありましたが、
国家存亡の危機に至るほど深刻な他国の奇襲に
遭いにくかったのではないかと考えられます。

実際、13世紀に元寇等もありましたが、
天候や地理に味方され、日本は難を逃れました。

そんなわけで、
比較的他国の影響を受けにくい日本は、
閉じたコミュニティの中で
争いや対立を起こさないように和を重視し、
協力して生活していたのではないかと
考えられます。

その名残もあって、
日本では主張することが好まれず、
問題に対しても
「まあまあ、仕方ないよね」
とその場を収める傾向にあると考えます。

さて、20年以上も日本で過ごしてきた自分は、
最初の頃は西ヨーロッパからの留学生の中でも
際立って強く、ストレートに主張する子が
怖くて、何も言えなくなることがありました。

ただ、その人達は事実や考えを
正直に伝えているだけであって、
怒っているのではないことを
理解できるようになってからは
ちゃんと意見を交わせるように
なったのでした。

本日もご覧頂きありがとうございます!

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