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イタリア人から聞いた目から鱗の車上荒らし対策

こんにちは!
筆者は2024年の2月中旬にイタリア人の友人らと
イタリアの各地で再会する旅行をし、
ベネチア・ボローニャ・パドゥア・ミラノ・
シチリア島のカターニアに足を運びました。

そこで、シチリア島のカターニアで
イタリア人の友達から聞いた車上荒らし対策が
予想だにしなかった方法だったので
紹介したいと思います。

まず、ここでの車上荒らしとは、
駐車中(施錠済み)の車の窓などを破壊して
車内のモノを盗む行為と定義します。

また、大前提として治安が良くないとされる地域では
出来る限り荷物を車の中に置き去りにしないのが1番安全であることも心に留めておいて頂きたいです。

さて、どうしても荷物を持ち歩くことが難しく、
車内に置いたままにせざるをえない場面に
遭遇したとしましょう。

必要なのは、です。(折り畳み傘も可)

開いた状態の傘をその荷物の上に覆い被せ、
車の外からは車内に何があるのかを
見えないようにする
というのです。

そうすることで、車上荒らしを行う人も
外から見て何が入っているかわからない車は
わざわざ襲わないそうなのです。

私は帰国の日に、カターニア空港に行く前に、
友達の車に私のスーツケースを入れて、
カターニアのダウンタウン(カターニアの中でも少し治安の良くない場所らしい)にある友達の親戚の家に遊びに行きました。

友達の親戚の家にお邪魔している間
車を路上に駐車していたのですが、

その際、車内にある私のスーツケースの上には
開いた状態の折り畳み傘を覆い被せ、
外から車内に何があるかを見えないようにしました。

結果、1〜2時間ほど駐車していましたが、
何事もありませんでした。

今まで車上荒らしを実行する側の気持ちなど
1度も考えたことがありませんでした。

でも、確かにもし自分が何らかの事情で
車上荒らしを決行する側になってしまったら、
時間がかからず、確実に何かを得られそうな
車を選ぶかもしれないなあと思いました。

まさに目から鱗、
現地の人の生活の知恵を学びました。

そして、「防犯」とは時に、犯行を行う側への想像力を働かせることも大切なのではないかと考えたのでした。

さて、何度でも強調したいのですが、
車の中には貴重品などを置き去りにしないのが
1番有効な対策
です。
そのため、ここで紹介した方法は
どうしても必要な場面だけに限ります。

日本での常識が通じない場所では
常に十分に身の回りの所持品に注意を払って
行動することを心がけましょう。

本日もご覧頂きありがとうございました!

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