人間関係にも通じる話として、こんなことを思い出した。

人間関係にも通じる話として、
こんなことを思い出した。

⚽W杯初出場を目指して戦っていた頃、
引き分けが続き、「勝ちきれない」という言葉が生まれた当時、チームに対する世論が割れた。

期待して諦めずに応援する声と、このチームではW杯には出られないという諦めや感情的否定の声。

何のスポーツ雑誌(専門誌?Number?)で読んだかはさすがに覚えていないが、こんな主旨のことを書いたライターがいた。
「もし、出場を果たしたとき、後者の人達は、喜びの輪に加わる資格を失う」と。

では反対に、もし、出場を逃した場合、
前者の人には、得られるものがないだけで、
失うものはない。
しかし、後者の人は、得られるものも
失うものもない、という意味において、
両者が同じ輪の中に入れる訳でもなく、
建設的な議論とは言えない。
「ほら見ろ!やっぱり、だめだったじゃないか!」と威張ってみたところで、しらけてしまうだけで、何の価値も生まれない。
ならば、得られるものを応援するのが
健全な考え方というものだ。

人を応援するとか、
信じるとかいうことは、
こういうことなのだと思う。

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