ホルモン補充療法について

更年期の症状という壮絶な戦いに立ち向かってきた私が、ついに解放された瞬間が訪れました。3年前から睡眠中に息苦しさに悩まされ、目が覚める日々が続いていました。原因は不明で、辛い思いをしていたのです。
そんな時、友人からホルモン補充療法（HRT）について教えてもらいました。聞いたことはあったのですが、身近な友人が良かったよ！とすすめてくれたことが私の背中を押しました。

HRTは、更年期に起こるエストロゲン（卵胞ホルモン）の減少を補う治療法です。私は更年期の症状に悩んでいたため、これはまさに救世主のような存在と感じました。さらに、子宮を有する場合には、黄体ホルモン（プロゲステロン）も一緒に投与することが推奨されています。

HRTは保険適用であり、自己負担も少ないため、負担を感じることなく治療を受けることができます。この治療法は、更年期障害の根本的な治療法としてもっとも期待されているのです。私自身もHRTを受けることで、驚くほどの改善を実感しました。

HRTには経口剤と経皮吸収型製剤（貼付剤や塗布剤）がありますが、私は経皮吸収型製剤を選択しました。経口剤と比べると、リスクが低くなり、更にがんのリスクを減らす効果が期待されています。また、黄体ホルモン製剤として服用しているエフメノカプセルは、可愛らしい球状でコロンとした形状をしていて、内服するだけでなんだか嬉しくなってしまいます。

これまで苦しんできた更年期の症状に、HRTが如何に効果的な治療法であるかを実感しています。他にも持病を抱え、不調はあるものの、日々自分の身体と向き合い、必要な治療を受け、前向きに日々を過ごしていきたいと思っています。