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ニュージーランド旅行記 新婚旅行 その1 準備〜テカポ

こんにちは。ひさびさの更新です。

2024年2月16日から2月24日まで、新婚旅行でニュージーランドに行ってきました。

直近で海外に行ったのは、2019年夏のスイス〜クロアチアひとり旅以来。

コロナ禍もあって4年半ぶり。

ひさびさの海外ですね。

この間、パートナーと出会って結婚したこともあり、4年前とは生活はガラッと変わりましたね…

せっかくの一生に一度の新婚旅行なので、旅の思い出をできるだけ綴っておきたいと思います。細かすぎるレポートですが旅の追体験ができるかと。

ニュージーランドの自然やトレッキングの魅力についても触れていくので、新婚旅行の計画を立てている人や、ニュージーランドに興味のある人にとって少しでも参考になる記事になればいいなと思います。


ニュージーランドを選んだ理由

今回、新婚旅行にニュージーランドを選んだ理由はいくつかありますが、やはり、我々夫婦は登山が共通の趣味なので「海外でトレッキングしてみたい」というのがいちばんの理由でした。

あと、旅行に行けるのが2月ということもあり、自然と南半球のニュージーランドが2人の中で第一候補になりました。

例えば登山YouTuberのたかくらや さんのように、

ニュージーランドのロングトレイルの魅力を語っている方の影響もあり、

「ニュージーランド=アウトドアの聖地」的なイメージを持ってたので、「いつか行きたい」と思っていた国のひとつです。

添乗員付きツアーを選んだ理由

今回の旅は、JTBなどの旅行会社でいろいろ相談した結果、H交通社のFツアーを利用することに。

ほんとうは「ニュージーランドの広大な道をドライブしてみたい」という思いもあって自分たちで自由に計画を組みたい気持ちもあったのですが

ニュージーランドはとにかく各スポットの距離が離れており、(日本やスイスと異なり)公共交通機関もそれほど無く、バスでひたすら3、4時間移動、などもざらなので、
自分たちで移動するには少し煩わしさもありました。

あと、昨年10月ごろから仕事が繁忙していたこともあり、どうしても自分でじっくり旅行の計画を立てる時間が取れず、なかなか旅行に向けた気持ちのスイッチを入れることができなかったのが正直なところです。

そこで、今回は思い切って「昔ながらの」添乗員さん付きのパックツアーも一度経験してみよう、という話に落ち着きました。

結果的には、これまでひとり旅で経験してきたのとはまた違った旅行体験ができたので、これはこれで凄く楽しむことができました。

妻を連れての旅だったので何かと旅先でも安心感がある点もよかったと思います。


ちなみに、ニュージーランド自体は非常に治安が良く、英語での日常会話さえ通じればあまり困ることはなく、かなり快適に過ごすことのできる魅力的な国だと思いました。


旅程

今回お願いしたFツアーさんの旅程は、以下のような旅程です。

2/16-17
成田→オークランド→クライストチャーチへ飛行機移動
クライストチャーチ到着後
すぐにバスに乗り換えてテカポへ移動(3時間)
テカポのホテルへ宿泊

2/18    
テカポのホテルから、マウントクックへ移動(1.5時間)
マウントクックでハイキングののち、夕刻に再びテカポに戻る。
深夜はオプショナルツアーのテカポ星空ツアーに参加。

2/19    
テカポのホテルを発ち、クイーンズタウンへ。
途中、クイーンズタウン郊外のワイナリーと、アロータウンを観光したのち、夕刻にクイーンズタウンのホテルにチェックイン。

2/20  
クイーンズタウンで蒸気船アーンスロー号に乗り、羊の毛刈りショーを見学、BBQランチを楽しんだ後、15:00ごろよりクイーンズタウンで自由行動。


2/21  
クイーンズタウンのホテルを発ち、ミルフォードサウンドへ。(3時間移動) ミルフォードマリナー号に乗船。ミルフォードサウンド内の岬に停泊し、船内泊。


2/22  
朝9:00ごろにミルフォードサウンドを下船し、クイーンズタウン空港へ到着。ニュージーランド航空にてオークランドへ移動。20:30 オークランド中心地のホテルへチェックイン後、ホテルで遅めのディナー。
(終日移動日)


2/23  
オークランドで終日自由行動。我々は、ワイナリーとリゾート地として有名なワイヘキ島へフェリー移動し、ワイヘキ島内でレンタサイクルを借りて、サイクリング。夜はオークランド中心地のグリルレストランでこの旅最後のディナーを楽しむ。

2/24  
9:55オークランド発のフライトで成田空港へ。16:50成田空港到着後、羽田空港へバス移動→関空へフライト→関空から自宅へバス・電車移動し、帰宅


かなり移動の多い旅程ですが

・マウントクック
・テカポ
・ミルフォードサウンド
・クイーンズタウン
・オークランド

と、これだけのスポットを効率よく消化するにはツアーでの移動が適していたかな、とは思います。


もし自力で旅するのであれば、テカポを削ってマウントクックにもう1日滞在するなど、
もう少し観光に時間を使うこともできたかな、と。

9日間の旅程なら3、4拠点ぐらい巡るのが適正かな、という感覚はありますかね。


ここからは記事をいくつかに分けて書いていきたいと思います。


2024年2月16日


旅の出発日は、伊丹空港〜成田空港へ移動し、夕方発のフライトでニュージーランドのオークランド空港へ約12時間移動するという旅程。

伊丹空港には正午くらいにつけばいいのでかなりのんびりした旅のスタートとなった。


旅の荷物は、自分と妻それぞれが45Lのキャリーケース1つづつ。

後々分かったんですが、他のツアー客の方々は60L超えのキャリーケースなど、我々の荷物はかなーりコンパクトな部類だったようです笑

その分、帰りのお土産の荷造りにはかなり苦労した…

次回の旅ではひとまわり大きなキャリーケースを準備しよう、と思いました。

成田空港で添乗員さんとお会いして、ひとまずニュージーランドドルへ換金。

現地に到着後はオークランド→クライストチャーチ→テカポと移動続きで、換金する時間がないのでここで先に換金しておいてください、とのこと。

(結果的にはニュージーランドはキャッシュレス化が進んでいるため、あまり現金は必要なかったです。)

キャリーケースの重量も12kg程度と、コンパクトな装備


成田空港で、ひとまず換金。
1NZD=100円くらい。


いよいよ出発が近づいてきた。この「出発便ご案内」の電光掲示板を見るとワクワクしますね。「ここから世界中あらゆる都市に行けるんだ」っていう。成田空港は滅多に来ないので特にワクワクします。


出発便のゲート付近で、この旅を共に過ごすツアー客の方々とご対面。

当ツアーはけっこう奮発した料金だったのですが、予想以上にツアー客の年齢層が高めで、我々以外は50〜70代のご夫婦ばかりだったのでビックリした。参加者は我々含めて7組の夫婦。合計14名の旅でした。

我々と添乗員さん以外は、全員ビジネスクラス/プレミアムエコノミーだったので我々だけ庶民みたいな気分でした笑

この時はあまりイメージができてなかったんですけど、このツアーではランチ、ディナーのレストランでフリーの日以外は基本的にツアー参加者全員で揃って食事するんですね。

毎食共に過ごしてると、最後の方ではみんなかなり仲良しになってました。

連絡先とかは交換してないので、最後解散する時は少し寂しかったですね…


この電光掲示板を見るとワクワクする


そして、18:30発のニュージーランド航空便にていよいよ出発。機材の遅れ?で約30分遅れの出発でした。

離陸後1時間後ぐらいにディナータイム開始。鶏肉の照り焼き?的なものをいただいた。

ニュージーランド航空の機内食は割と独創的というか、和洋折衷?な感じの不思議なメニューが多かったですけど、味は美味しかった。

ニュージーランド航空ではNZ国産のワインが飲める。楽しみにしていたので、早速ソーヴィニヨン・ブランを頼んでみた。フルーティーかつ、香りが豊かで機内がワインの匂いで溢れかえってました笑



記念すべき最初の、ニュージーランドワインで乾杯。ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネなどが選べる。この後も飲んでばっかりです笑


今回のフライトは12時間と長時間で、機内で映画見たりして過ごそうと思ってましたが、食事をしたらすぐ眠くなり、熟睡とはいかないですが基本的にずっとうとうとして過ごしてました笑


日本時間3時半くらいにたべるオムレツ。現地時間は7:30です



2/17 オークランドへ到着!


午前9:05   オークランド空港に到着。
まだまだ移動は続き、今度はニュージーランド航空の国内線ターミナルへ10分ほどシャトルバス移動し、国内線に乗りました。

オークランド空港は比較的こぢんまりとした空港で、我々はここでサンドイッチを購入して食べました。

のどかな風景が広がっている


国内線ターミナルの様子


クライストチャーチに到着後は、すぐに旅行会社手配のバスに乗り換え、テカポ湖へと向かう。クライストチャーチはすぐに出発したので街の様子などは全くわからなかったです


道中は、すぐに何もない田園風景になり、辺りはどこまでも牧場が広がってました。

「ニュージーランドは人間より羊の数が多い」と言われる通り、車窓の風景で無数の羊を眺めることができます。

ただ意外と羊ではなく牛を育てている放牧場も多く、最近は採算性の関係などで羊牧場から牛の牧場に変わった場所も多数あるらしいです。


特大のスプリンクラーがいたる所に



クライストチャーチ〜テカポへ向かう長い旅路の途中、バスはジェラルディンという人口2,800人の小さな町に立ち寄りました。

ニュージーランドの南島は本当に広大で、ひたすらまっすぐ続く道の途中にこのような小さな集落が点在しています。

ニュージーランドに到着した初日ですのでワクワク感もありつつ、バスはテカポへの道を急ぎます。

移動距離も長いので、バスの中ではニュージーランドのことをWikipediaで調べたり のんびり過ごしました。

こののんびり感は、添乗員付きツアーならでは、って感じで今までの海外旅行とは違う感覚。

ジェラルディンの町にある小さなミュージアム


小さな売店?に立ち寄った



いよいよ、テカポ湖に到着


4時間ほどのバス移動ののち、いよいよ最初の宿泊地、テカポ湖に到着。


テカポ湖は、氷河によってできた湖で、氷河によって岩石が削られてミネラル成分が多く含まれるため、鮮やかなターコイズブルー色をしており、車窓からの眺めからも非日常感が溢れる場所です。


良き羊飼いの教会
「湖畔レストラン」でサーモン丼をいただく ガイドブックには必ず載ってる有名店。
テカポで泊まったホテル


湖畔飲み。クラッカーとチーズがセットになって売ってる。日本ではあまり見かけないが酒のつまみにめっちゃいいので日本でも広まってほしい。

(次回に続く)

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