猫好き女のつらつら

猫好きです。 ある日突然始まるのが介護。コロナも加わり家にこもる日々、自分が何者でもな…

猫好き女のつらつら

猫好きです。 ある日突然始まるのが介護。コロナも加わり家にこもる日々、自分が何者でもないことに恐怖すら覚える日々ですが 色んな人の知恵を拝借し、お世話になり、生きています。 その経過の中で日々浮かんでは消えていく私の興味の対象を記録を残しておこうと思ってつらつら書いています。

最近の記事

たわいもない記憶

今日の大阪は39℃になるらしい。 そんな中、トウモロコシスープとオクラの一品を作った。 換気扇は掃除してないけど多少の匂いは外に排出してくれている。 トウモロコシは乳製品を使わずに、玉ねぎと一緒にさっと炒めて、コンソメと塩胡椒で味つけたシンプルなもの。 オクラは新生姜、ごま油、梅、花椒で味付けした。 私が全く料理をしない時代、その頃に仲が良かった知り合いが料理好きで仕事もとても忙しいのに帰宅してから必ず食事を作ると言っていた。 「大変やなー」と言えば 「気分転換になるねん

    • 貼ったレッテルを剝がしてみた

      仕事の伝達がうまくいかない子がいて、その子に対して私はいとも簡単に「仕事ができない子」のレッテルを貼っていた。 7月、私は別の仕事を見つけそこでパートとしても働き出したのだが とある社員の言動に引っかかって、心が軋む連日が続いていた。 上から目線の言動や何となく見下したような態度が続いていたことが原因だ。 そんな日々の中ふと、我が身を振り返る。 私もこんな感じであの子に接していたんじゃないかなと。 それから自分が発していた言葉を振り返り、出来ていなかった仕事と照らし合わせ

      • 遠い日の愛の難破船

        中森明菜が7万円のディナーショーを開催したとか。 いやー行きたかったな。行けないけど。。 意識が中森明菜に向かうからなのか、最近よくSNSで中森明菜を目にし、歌は決まって『難破船』だ。 涙を溜めた目で歌う難破船の世界観は、悲恋で溢れかえっている。 さて、恋から遠のいた昨今のワタクシ。 恋はすっかり遠い日の花火だ。 🎵たかが恋なんて忘れればいい 泣きたいだけ泣いたら… そうそう。 恋はたまに泣きたいだけ泣いてしまうものだった 🎵寂しすぎて壊れそうなの 私は愛の難破船

        • さながら花魁道中

          今日、靴を3足捨てた。 8cmぐらいはあるヒールのサンダルとハイヒール。 よくもこんな靴を履いて生活できたものだ。 いやいや履いていた当時だって不便だったさ。 足も痛くて泣きそうだった。 我慢の数だけ足裏には魚の目やらタコやらできまくっていたよ。 短い膝下を長く見せるためのハイヒールでの闊歩は さながら花魁道中のごとくしゃなりしゃなり也。 でもねぇまだ2足、捨てれないハイヒールがあるんだ。 絶対に履かないのに。 だってねその2足にはとても素敵な思い出があるんだ。 思い出は捨

        たわいもない記憶

          さようなら、キラキラ

          その昔、私の好物は愛とか恋とか美容や洋服。 ファッション誌は数冊チェックして海外旅行でキラキラ、 美食家気取って素敵なレストランでハイヒールカツカツ鳴らして、スペック高めの男とどうでもいい話をする時間がとっても好きだった。笑 頭悪ーい そんな期間をたっぷり楽しんで、それで私の外側はできていたのにさ。 今や私はファッション誌には目をくれず、糠床にビオフェルミンを入れると味が整うことへの検証や、醤と麹の違いを知りたくて記事を読み漁る。 化粧品の検索はやめてプロテインの検索ばか

          さようなら、キラキラ

          主導権を取り戻す

          丸2年働いた職場の都合によりこのこの4月はシフトを外れるよう勧告を受け、事情が分かるだけにこの状態を飲み込んだ。 そう言えば最後に会社員をした際も会社の経営状況が悪く、給料の遅延を致し方ないことだと飲み込んでいたっけ。 状況は違えど、両方の出来事に対して不満を持ちつつも、文句も言わず従った。 こういう人を優しいと捉えることもできるが、結局の所いい様に使われているだけだ。 私は自分のお人好し加減が嫌いだ。 いや違うな。 どんな待遇でも留まる事は相手に主導権を渡したままなだけ

          自分に空白を与える

          あっという間に11月。 今年もあっという間に終わっていくのだな。 忙しい日々ではあるがこれと言って変わり映えのしない日々だった と、思ってはいるが1年前と今日とではやっぱり違う。 去年の今頃では私の世界に影も形もなかったビジネス研修に参加することになった。 半分スタッフのような形体だったので、主催側は私が参加するものだと 思っていたようだが泊まりゆえ、家で診ている母をどうするかを決めかねてギリギリまで参加をためらっていた。 そんな私の事情を知りながらも何の躊躇もなく、私を

          自分に空白を与える

          過去からのエール

          7年ほど前のFBが上がってきて読んでると植松努さんと言う方の夢を叶えていく内容の講演会にいったようだ。 7年前と言うと我武者羅に邁進していた頃だ。 その頃に聞いて、夢を叶える重要性を感じてワクワクしたものだった。 それから7年の経過とともに私の環境は大きく変わった。 「夢よりも現実さ」と、諦めることを前提に生きる日々。 ただそれはそれで平穏で悪くはなかった。 ところがここ最近、私の平穏な世界でモノゴトが動き出した。 とたんに目に飛び込んできた過去の自分の言葉が私に響き私を

          過去からのエール

          介護以外何もなかった時

          誰かを紹介する時、 その人自身が身を置く世界を紹介として伝えることが多いと思う。 例えば、どこそこにお勤めの…とか、会社を経営されてるとか、様々ある。 ここ数年の私は人から紹介される際、 「お母さんの介護をされてるの」 と言われることが多い。そしてその度にモヤモヤとイラッとした気持ちが込み上げる。 それは紛れもない事実なんだけど。。、 介護は仕事ではない。 多分義務なのだと思う。 介護はお金を産まない。楽しんでもいない。 人生も後半になって、私は親の介護以外何もしていない

          介護以外何もなかった時

          わがままの定義

          出来るなら人目を気にせず思うように生きていきたいと願っている。 実際にそれを実行している人にたまに遭遇するが、 その時に「わがまま」か「自由に生きてるな」とどちらかの感想に別れる。 わがままと自由の線引きが難しいなと思っている時に明確に教えてくれた人がいる。 気分に左右された思考や行動はわがままと分類され、 情熱に沿った思考や行動を信念と分類する。 なるほどーーーーーーと、私の中の曖昧が一瞬で消えた瞬間でもあった。 わがままが悪いわけではないけれど、人に嫌な気持ちは与

          書くということ

          介護を理由に丸2年以上働かない時間は半径50㎝ぐらいの世界だった。 そこから飛び出してパートと言う初めての経験からリスタート。 4時間を外の世界に飛び出した。 思った以上に退化していた仕事のスキル。 記憶力や対応力、判断力、全てがWindows95ぐらいだ。情報処理が遅いのを通り越して固まるほど。 幸い真面目な気質なのでコツコツとこなすうちにシナプスが伸びてくれたのか、先読みして予測行動までできるようになり、できることが増えると仕事と言うものは楽しくなり、こなす量が増え、

          悩みの正体

          ふと悩みの正体を見たような気がした。 友人の子供に子供ができた。つまり孫である。 息子に彼女が出来た。 良い学校に進学した、、などなど。 未婚で子供もいない私は話題にしないであろう内容だ。 あぁ・・・・・ 健康に生まれてきたのになぁ。 そんなブサイクに生まれついたわけでもないのになぁ。 どうして私は独りなんだろう。 と、考えるような考えような、どっちにしても答えのない問いを自分に投げかけている自分を見ていた。 つまりは人と比べた時に、無意識に劣としてランク付けされて

          記憶の味

          以前にカルディーで買った「葡萄山椒のクリームチーズ」がたまらなく美味しくて、ちょくちょく通っては探していたがなかなか見つからない中、 こないだついに発見! もちろん即買いして、冷やしてある白ワインと一緒に食べることを 考えるだけでよだれが出そうだった。 確か以前に食べた時はクラッカーではなく、パンの上にのせて食べたよな、、、 と、記憶をたどりそれっぽいパンも購入した。 自宅に到着し軽く晩御飯を済ませ、恋焦がれた葡萄山椒のクリームチーズをオープン。 白ワインの冷え具合も最高。

          青春は密だ

          さてコロナ発祥今日で1週間。 この1週間はひたすらに寝てばかりで、暑さも加わりすっかりと脳までとろけてしまったようだ。 何かにつけてぼんやりと、かすみがかかった中で、ふとした1フレーズが目に留まった。 「青春とは密だ」 どこかの高校野球の監督が行ったようだ。 昨日で高校野球は終わったのでとするといったのは優勝校の監督だろうか? 記事の全文を読んでいないので実際の真意はわからない。 だけどその1フレーズに大いに思考が広がった。 確かに青春とカテゴリーされる時代、常に密だった

          棘が抜けてわかったこと

          私は割と物事をはっきりと言うほうだと自覚がある。 30代後半のころ、年上の女性に 「あなたがはっきりとものを言うところは長所だけど、短所でもあるからものの言い方には気をつけなさい。」と言われたことがあり、それは棘のようにずっと心に刺さったままだった。 真面目な気質のせいかなのか自我が強いのか、キツめ言い方になることがある。言ってからハッとして反省することを何度経験したことか。それは棘が刺さってから感じるようになった。 棘を棘のままにして幾年か経過し、特別に自分の性格が変わ

          棘が抜けてわかったこと

          足るを知る

          「足る知る」その言葉を知ったのはヨガに通っている時だった。 足りないものに目を向けるのでなく、今ある足りているものに意識を向け感謝していこう。 確かそんな風に話をされているのを記憶している。 足るを知る そんな言葉を某ドラマで久しぶりに耳にした。 その時のドラマの台詞で足るを知るの解釈を話していた。 「自分が本当に何を求めるのかそれを知らなければ、今の自分で十分だと、足るを知ることは難しいんじゃないか?」 そう。本当にそうだ。 外側に展開する景色ばかりに気を取られていると