人からアドバイスをもらうときに、相手を間違えると損をする!
こんにちは!本橋です。
今回は、「人からアドバイスをもらうとき、相手を間違えると損をする!」ということについて述べたいと思います。
ある日、大学を1年休学して留学する学生からこんな質問をされました。
『親友に、自分が留学するかどうかを相談したときに「休学してまで海外留学するなんてリスクがあり過ぎる。留学なんてやめたほうが良い。そもそも帰国後の就活は大丈夫なのか?」と言われてモチベーションがかなり下がってしまったんですけど、実際はどうなんでしょうか?留学するのに迷いが出てきました。』と。
要するに、親友から否定的なアドバイスをされてしまい、次第に不安になり留学するかどうか迷い始めた、ということです。
さぁ、あなたが上記の方の立場であれば、親友のその意見を聞いたとき同じように迷いますか?
私はその留学生に対して逆質問をしました。
私 『そもそもその親友って留学したことあるの?』
留学生『いいえ。留学経験はないと思います。』
はい。これで終了。(笑)
ここで何を伝えたいかというと、≪人からアドバイスをもらうときや相談するときには、相手を選ばなければいけない≫ということなんです。
この例でいえば、なぜ留学経験の無い人の意見を参考にするのか?ということです。そもそも留学経験のない人が、どうして留学の有効性や是非を語れるのでしょうか?
耳学と実学とは次元が全く異なります。
その親友は留学したことがないということですから、自分の経験からではなく、どこかで留学の是非を人から聞いたり、あるいは本や雑誌などを読んだりして、自分なりの解釈をし、その留学生にアドバイスをしたことが考えられます。
ここであなたに相談相手の選び方をお教えしましょう。
それは、自分がこれからやろうとしていることを実際に経験している人で、できればそれに成功した人に相談することです。
これは考えてみれば単純なことで、たとえば、あなたが起業したいサラリーマンだったとします。
かりに同僚に起業したい旨を話したとしましょう。その場合、同僚の10人中9人は、おそらく起業に反対するのではないでしょうか。
『起業する?そんなリスクがあることは止めたほうがいいよ。もっと現実を見ろよ!』
といった具合に。
ところが、もし起業経験があり、そこそこ上手く行っている社長さんに聞けば、
『起業したいんだったら、やっぱり起業したほうがいいよ。自分のやりたいことをやれるし、なにしろ人から指図されることもないから自由を謳歌できる!』なんて言ってくれるかもしれません。
つまり、誰に相談をするかによって全く正反対の回答になる、ということなんです。
だとしたら、自分がやると決めたことなのであれば、それを実際に実行している人に話を聞くのが一番良いはずです。未経験者が、本当の意味でその有効性を語ることはできません。
それともう一つ。身近な人のアドバイスを聞く際に、気を付けなければならない
ことがあります。
それは友人からのアドバイスです。
なぜだと思いますか?
それは、ズバリ、あなたの友人の中には、今のままのあなたでいて欲しい。あなたに変わって欲しくない、という心理が働いてしまう友人もいるからです。
つまり、あなたの成功や成長を知ることで、自分が敗北感や劣等感を感じてしまう人もいるということなんです。もちろん、親身になってアドバイスしてくれる友人もいますから、その意見も参考にしつつ、プラスして前述した経験者にも意見を聞くことをお勧めします。
いずれにせよ、人からアドバイスをもらうとき、相談するときには相手は選びましょう。
今回は以上です。次回は、「これを知らずに留学すると恥をかく!」について述べたいと思います。
お楽しみに。
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