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帰国後に、就職あっせん機関で、留学を否定されたら・・・

こんにちは!本橋です。

さて、今回は「帰国後に、就職あっせん機関で、留学を否定されたら・・・」です。

留学帰国者からの相談で、公的あるいは民間の就職あっせん機関で、仕事
紹介をしてもらうためその組織のキャリアカウンセラーに相談した際、留学したこと自体を否定されてしまったが、留学経験は就職の際にはマイナスなのか、評価してもらえないものなのか?という声がしばしば寄せられます。

また、某大学のキャリアセンターで留学することを打ち明けたら、担当カウンセラーから「就職を諦めたいのであれば、留学しなさい」と言われた学生もいました。

上記のような相談を受けた時の私の答えはいつも同じです。

そんな声はすべて無視してください」です(笑)。

キャリアカウンセラーは国内に約8万人いるのですが(自称を含めたら10万人くらい?)、彼らのすべてが留学を経験したわけではないし、もちろん、そのような人たちは、当然、留学の有効性もわかりません。また本当に
勉強熱心なキャリアカウンセラーでないかぎり、留学経験をどのように企業にアピールできるかも分かりようがないわけです。その結果、聞きかじりの
一般的に言われるような留学のマイナイス面を鵜呑みにしてしまい、それを相談者に語ることになります。

留学帰国者によっては、留学したことを否定されたどころか、説教されてしまった人もいたようです。その話を聞いたときには、全くとんでもキャリコンもいるものだと呆れましたが、でもこれらはすべて事実なんですね。

では、もしあなたがどこかの就職あっせん会社に相談に行ったときに、
留学を否定されてしまったときにはどうすればいいのでしょうか?

簡単です。その場からすみやかに離れてください(笑)。

違うところに相談すればいいのです。就職あっせん会社は他にもたくさん
あるでしょう。やはり自分が貴重な時間と資金をかけ、決意をもって臨んだ留学を評価してもらえないカウンセラーにアドバイスをもらったとしても、自分に参考になるようなことは聞けない可能性が高いでしょうし、素直に
彼らのアドバイスは自分の中に入っていかないでしょう。それは時間の無駄です。

もちろん、キャリアカウンセラーの中にも、留学経験者や自分が留学経験はなくても、きちんを具体的に留学したことを評価してくれる方もいます。
留学帰国者はそのようなカウンセラーに相談すべきでしょう。

次回は「帰国後にキャリアチェンジをしたい、あるいは語学を使える仕事をしたい人が、民間の就職エージェントを使う際の注意事項」について触れたいと思います。

お楽しみに。

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