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「コンサル一年目が学ぶこと」【本のアウトプット】

アウトプット01「コンサル一年目が学ぶこと/大石哲之氏」

【大石さんプロフィール】
慶應のSFCを卒業後アクセンチュアに就職し、戦略部門のコンサルタントとして事業戦略の立案、M&A、業務改革プロジェクトを経験。
その後、スタートアップやエグゼクティブサーチファームなどを経験し、現在は投資家として活動を行なっている。

【読んだ理由】
職業、業界問わず役立つ普遍的なスキルがまだまだ足りてないため。

【学んだこと】
結論から話す。
┗PREPの型に沿う
┗会議は結論から逆算して運営する
 会議では何が決まっていればゴールなのか。そのテーマがアジェンダになる。

できないときはできる方法を提案する。
┗無理な作業を依頼された場合も不満や言い訳を述べるのではなくどうすれば仕事が前に進むのか提案する
┗上司の目的はあくまで仕事を前に進めること

数字というファクトで語る。
┗動かしようのないファクトである数字で語るのが目上の人と話すとき一番効果的
┗感覚的に把握している問題を実際に数字に落とし込み証拠にすることで人を納得させる

相手に理解してもらえるように話す。
┗論理の組み立てを相手は何も知らないという前提で考える
┗相手のフォーマットに合わせて話す
┗徹底的に相手の土俵に合わせて伝えること。相手の言葉、考え方、伝え方のくせを研究し、それに合わせて伝える。

相手の期待値を把握する。
┗「ビジネスをする上で一番大事なものは何ですか?」という問いに対しての多くのコンサルタントのアンサー「相手の期待値を超え続けること。」
┗相手の期待を超え続けることがビジネスの基本。そのためにはまず相手の期待の中身を把握する必要がある

上司の期待値を超える。
┗報連相の基本は、前提として上司からの指示内容を明確に把握すること
┗報連相の本当の目的は、上司と部下が仕事の目的と内容について「共通の理解を得る」こと。
┗仕事を受けるときに確認すべきポイント4点
①その仕事の背景や目的
②具体的な仕事の成果やイメージ
⓷クオリティ
④優先順位・緊急度

「考え方を考える」という考え方。
┗作業に取り掛かる前にどう考えたら答えが出るのか、その道筋を考える。そのアプローチ方法でいいのか、手順の段階で合意を取ってから作業に入る。
┗(仕事の進め方)大きな設計図を示し、手順に基づいての合意を得る。次に手順に基づいて細部の作業を進める。

ロジックツリーを使いこなす。
┗使う意義4つ
┗一生使える
┗全体が俯瞰できるようになる
┗捨てる能力が身につく
┗意思決定のスピードが上がる

ロジックツリーによる問題解決の基本
┗論点を整理・分解する
┗各論点について数値分析する
┗項目の重み付けする
┗アクションに落とし込む

意味あるロジックツリーを作るためには
┗電車など日常生活で目に入ったもので課題を立てて作ってみる
┗しかし、上達するためには適切なフィードバックが必要

雲雨傘 提案の基本。
┗雲(事実)
┗雨(解釈)
┗傘(アクション)
┗事実解釈アクションを区別する
┗何か文章を書くとき(事実)(私の解釈)(推奨アクション)といった具合で見出しをつけることで頭の中が構造化される。

仮説思考。
┗リサーチは仮説に対しての検証を提示するもの

常に自分の意見を持って情報に当たる
┗ビジネス能力を向上させるのは情報量だけでなく考えること。
┗考えるとは、自分の意見を持つこと

本質を追求する思考。
┗情報ではなく、本質を提示する
┗情報を集めただけでは考えたことにはならない。その先にある本質を提示することができてはじめて価値は生まれる。

議事録。
┗決定事項、確認事項を書き、関係者に確認し、決定するためのもの
┗決定事項を書いて、後日のための証拠に残すためのもの
┗盛り込む要素
日時・場所・参加者・本日のアジェンダ
決まったこと・決まらなかったこと・確認が必要なこと・次回に向けてのTODO

最終成果物から逆算して作業プランを作る
┗アウトプットドリブン・・・仕事を始める時点で、最終アウトプットの骨組みを作ってしまい、そのアウトプットから逆算して作業する。
┗まず最終成果物のイメージをつくる
┗最終成果物を設定し、そこから必要な作業を逆算して作業に落とす。ゴールから逆算して考える。

最終成果をまず作成するメリット
┗アウトプットのイメージが明確になる
┗必要な作業を洗い出せる
┗ワークプランができる
┗作業を切り出して複数人に依頼することができる
┗うっかりがなくなる

コンサル流検索式読書術。
┗読書の目的を絞る、明確にする。
┗ウェブを検索するように目次ベースで該当箇所を拾っていき重要な部分だけ読む
┗なるべく多くの文献に広く浅く当たる

ヴァリューを出す。
┗他人に対する貢献ができ、相手がそこに価値を感じてくれたときその仕事にはバリューが生まれる
┗自分がやりたいことではなく相手が求めていることをする。
┗社会人は”消費者”ではなく”生産者”。いかに会社に貢献するかと、その先の顧客の満足を考える。
┗消費者はお金を払っているため、自分の期待と違っていた場合、思っていたのと違うと落胆する。消費者の目線で〇〇が足りないという不満が出る。
┗ところが会社に入っても消費者のままの人がいる。
┗会社が〇〇してくれない、〇〇が足りないなど
┗社会人は消費者目線でいてはいけない。お金を払っているのはあなたではなく会社
┗消費者目線でいる限り、会社に対して不満に思うところばかりに目が行き、自分の期待するものと違うということになります。そのため、もっと別の商品(転職)がないか消費者目線で探し始める。

しかし、本来会社員であるあなたは生産者の立場。
┗1人のプロとしてあなたが行うべき役目は会社に貢献することであり、その先にある消費者や取引先を満足させること。

喋らないなら会議に出るな。
┗会議で発言しない人の価値はゼロ。
┗バラエティの雛壇で喋らない人がいた場合、喋らないのにギャラをもらえるのに対して視聴者から疑問を抱かれるだろう
┗社内の会議であっても人件費は発生している
┗出席したからには自分の時間単位に見合った仕事をしているか

素早く汚く。完璧でなくても良いから早く出す。
┗何も出てこないという事実自体が貴重な発見
┗この方向ではうまくいかないと気づくことができれば、すぐに軌道修正ができる

【アクションプラン】
この本に書いてあることは全て再現性があるので
学んだことに記載した事項はアクションに落とし込めるまで読み込む。

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