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【本から学ぶ】お金のむこうに人がいる

1. 結論

●お金とは?
・前提として、人が働くことでモノが作られ誰かを幸せにする
・お金の価値とは、誰かに働いてもらえること
・お金は、社会全体で見れば増減せずに移動すること
・問題解決にお金を使うことは、誰かに問題を押し付けているに過ぎない

2. なぜお金が必要なのか

●なぜ紙幣を使うのか=納税のため
・紙幣は納税するために存在する
・納税しないと刑務所行きになる、だからみんな使用する
・税金はみんなのために働く人(公務員/公共事業)に流れていく
●金銭的価値
・交渉力:絶対的な権力がなくても労働してもらうことができる
・伝達力:仕事の内容を知らなくてもお金が媒体になる大きな仕事をできる
・上記より、お金の価値とは将来誰かに働いてもらえること
・なんでも元を辿れば原価は0円になる(ステーキも本来牛を狩って食べれるはず)

3. 人中心に考える

●人中心に考える
・お金中心の思考:自分の稼いだ分だけ使えるので、過去の自分のおかげ
・人中心の思考:お金の効力があるのは現在働いている人がいるから
・つまり、誰が働いてモノが作られ、そのモノがどのような効力があるかが重要
●銀行について
・お金を銀行に預ける=銀行がお金を借りている状態
・裏側では銀行が他の人にお金を貸している(住宅ローンや融資)
・つまり、お金は増減しない、移動することが重要

4. 社会問題について

●年金問題
・年金=(現役世代の年金保険料+国の補充)×株/債券で運用して増やした金額、これを高齢者に分配する制度
・お金が解決できるのは分配のみ、根本的な解決には働く人が必要
・年金問題も同様で、労働できる人がいない限り、困る人が高齢者になるか現役世代になるかの違い
●少子化問題
・少子化は子供を産めば良いではなく、支える人がいなければ根本的な問題は解決しない
●国債が多いと国は破綻する?=しない
・国債は、政府が借金して紙幣を発行している金額
・国債は、流れる先が重要で、企業や個人に流れている状態
・現在の日本は、貿易黒字なので労働を外国から借りれる状態、将来の人たちが外国のために働く必要はない
・破綻する国は借金の多い国ではなく、働かない国

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