ひとりの人として、共に働き、共に生きる
介護といえば、大切な仕事、社会から求められている仕事である一方、賃金も安く大変な仕事というイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。かくいう書き手の私も、そのひとり。
私は業界は異なりますが、保育の世界で命を預かる日々を経験したことがあるからこそ、一人ひとりと向き合う介護の仕事にともなう責任や重さをずっしりと想像してしまいます。一方で、ひとりの生き様に最期まで伴走し、生きるということを問い、体現し続ける櫻想(侍)(おうそう・さむらい、以下、櫻想)には、大変という一言ではく