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フットサルと間欠性回復力

フットサルとは

フットサルは、5人×2チーム、2つのゴール、ボールとフィールド、相対する方向、ルールが必要なスポーツです。

サッカーよりも狭いコートの中(約20m×40m)、20分ハーフのプレイングで激しく攻守が繰り返され、断続的にスプリントやボディコンタクトが行われます。

この特徴から、フットサルにおいては、間欠性回復力が重要視されます。
デフフットサルにおいてもフィジカルの指標の1つとして、間欠性回復力のyo-yoテスト(IR2)が設けられています。


間欠性回復力のyo-yoテストとは

間欠性回復力のyo-yoテストは、短い休息で激しい運動を行う能力の測定に用いられます。

直線20mの往復を、10秒の休息を挟んで繰り返すシャトルラン形式で行います。
レベルが上がるにつれ、音の間隔が短くなっていき、音に遅れることなくゴールできた回数で評価します。合計で2回間に合わなかった時点で終了です。

デフでは、音の代替えとして、スタッフの皆さんに旗で合図を送っていただいています。
また、このテストのボーダーラインは、1000mと設定され、もちろん、私達の大多数がクリアできています。


フットサルと間欠性回復力

間欠性回復力が高ければ高いほど、試合を通してハイパフォーマンスを維持できます。フットサルでは、スピードをはじめプレー強度を高水準で保てないことは負けを意味します。なぜならば、激しく攻守が入れ替わり、絶えず「認知-判断-決断」を迫られるスポーツだからです。短い休息で回復し、何度もスプリントを行うことで、チームの規律を全うし、ゲームに打ち勝つことが出来ます。

先日のW杯アジア予選でも、2017年から取り組んできたことが結実し、前回W杯で1番間欠性回復力が高いであろうタイをこの能力の部分でも上回り、勝利しました。

W杯本戦へさらなる上積みをして、万全を期して挑むことが出来る様、今もなお、全員で取り組んでおります。

私達の試合におけるプレー強度に是非ご注目ください。


最後まで読んだいただき、ありがとうございます!