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ときにふりかえる

10期目を終えて、ふりかえりをしています。

KPTというフレームワークを使って、節目にふりかえりをするのが恒例行事になっています。

行ってきた仕事や活動を振り返る際に、「継続」「問題点」「挑戦」の3つの視点で整理するフレームワークのこと。アジャイル開発や反復型開発ではイテレーション(繰り返しの単位)ごとに作業の振り返りが推奨されるが、そのためのチーム反省会などでよく用いられるフォーマットである。

KPT(情報マネジメント用語辞典)

今回は弊社のふりかえりを共有してみます。

Keep(継続)

売上は第9期並みの水準

弊社の売上は、良くも悪くも横ばいです。

ただ、お客様は増えたり減ったりと常に変化しているため、新規の依頼が絶えず続いているとポジティブに捉えることにします。

パートナー様からの受注増

碌に営業をしていない弊社は、パートナー様からの依頼と他社からの紹介を頼りにしています。

前期はパートナーを増やす取り組みに力を入れたこともあり、パートナー様からご依頼いただく案件が増えました。助かります。

Webマーケティング代行開始

チームとして運用に舵を切ると定めて、この一年はコンテンツ制作や運用代行に力を入れてきました。

Webマーケティングを丸ごとお任せいただけるお客様にも恵まれ、順調にシフトしている最中です。

メンバー定着&デザインパートナー増

2023年4月から、5名の固定メンバーでお仕事をしています。

加えて、オンラインで連絡をくださったWebデザイナーの方々へ、幾つか案件を依頼させていただきました。

弊社は社内にデザイナーがいない偏ったチームのため、パートナーさんはとても心強い存在です。

社員の個人プロジェクトが好調

犬好きの社員が作った犬のマグネットを、地元の家具屋さんが店頭で販売してくださるようになりました。

おかげさまで、売れ行き好調だそうです。

Probrem(課題)

売上拡大を狙った施策は軒並み失敗

なにか新しい柱を増やそうと、2021年頃から色々な商材に手を出してみましたが、どれもうまくいかず撤退しました。

いずれも良いものではありましたが、自社には合いませんでした。

今思えば2021~2022年は異常な年でした。

コロナ禍による行動制限からオンライン商談が増え、これまでに関わることがなかった他県の企業から色々な提案が舞い込みました。

こちらも新たな試みを模索していたこともあって、色々と試してはみたものの、どれも成果に繋がりませんでした。

ただ、考え方や戦略など副次的に得るものはあったので、勉強になったと思っています。

かくして、新たな柱が増えることはなく、売上は良くも悪くも横ばいです。

Try(挑戦)

原点回帰~企業の目的は顧客の創造

改めて自社の専門分野に立ち返って、Web制作と運用でお役に立てそうなお客様を増やすことに集中することにしました。

そのために、人に会う機会を増やし、会ったことがない人に会うことを積極的にやっていきます。

オンラインで知り会い、まだ対面したことがないパートナーさんたちにも会ってみたいです。

権限移譲

私が上記に専念するため、制作にかかる業務はチームの皆さんにお願いする割合を増やしていきます。

今でも充分に自律して動けるチームになっているので、安心してお任せできます。

運用代行を増やす

運用へのシフトを更に進めていきます。

そのために「Webマーケティング代行」という表現を、もっと平たいものに変えていこうと考えています。「デジタルサポーター」など?

ときに立ち止まってふりかえることも大切

日々忙しくしていると、目の前の仕事のことしか考えられなくなりがちですが、これまでのことをふりかえり、これからのことを考える時間を作るのは大切なことです。

KPTは会社員時代から活用しており、シンプルですがとても強力なフレームワークです。

忙しい時こそあえて立ち止まり、ふりかえってみてください。

では。

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