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ダイバーシティのダイバーシティを知る ~めっちゃ勉強になる作業療法の世界5~

ウェルビーイング(Wellbeing)とは健康な状態、良好な状態を指します。
作業療法学会の学びによるとこちら。

その人が希望を感じて暮らしていける
自分に価値を感じ周囲から必要とされる

実現のために使われる考え方は、生物学(バイオロジー)、心理学(サイコロジー)、社会学(ソーシャル)の3つです。バイオサイコソーシャルと呼ばれる3つの視点で生きづらさにアプローチ。生きづらさの要因は・・・。

虐待、ACE、アディクション、摂食障害、いじめ、AC、ひきこもり、不登校、非行、自傷、性的マイノリティ、・・・

30種類以上の要因があります。それらがもとになって、自己肯定感を持ちにくい状況が生まれます。


ダイバーシティ経営でも人材の多様性がテーマになります。

ジェンダー、障害、グローバル、LGBT、介護や育児との両立、雇用形態、年齢、経験、スキル、学歴、・・・

他にもありますが、多いときでも20種類くらいを紹介します。

これらを比較したとき、障害、国籍しか重なりがありませんでした。要するに、バイオサイコソーシャルの3分野と、経営分野がダイバーシティを考えるときに重なっていないのです。ダイバーシティ経営では「女性の活用」から始まり、「女性活躍推進」になり、「ジェンダー平等」「LGBT」「障害者雇用」「外国人従業員」に拡大されていきました。その先の雇用形態、サプライヤダイバーシティ、ジョブ型雇用によるタスクダイバーシティまでやっと来たというところでしょう。しかし、ここにはまだまだ含められていない観点があることに気づきます。安易に語る前に、勉強しなければいけないと感じた学びでした。

こんな風にダイバーシティを多様な視点で勉強してみたいかたは、作業療法学会にお越しください。

ダイバーシティのダイバーシティがわかります。

しらんけど

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