使いにくいとか言う前に知っておきたいClubhouseの基本方針
なんでも最初は新鮮で、これスゴイね!新しい世界だね!って思います。頭の中にビックリマークが飛びまくり、妙なテンションで興奮します。自分になかったこと、自分に表現できないこと、すなわち”違い”による刺激をポジティブにとらえている時期です。
やがて冷めてくるのは、恋愛感情にも似ています。刺激だった違いに不自由さや不便さを感じ、変化を求めます。
Clubhouseではこの変化が1日2日で起きているようにも思います。あちこちの部屋で”追加してほしい機能”やら”ないから不便になってる機能”が語られます。文字が書けない、イイネがない、イベントを探せない、など。
機能追加を要望する前に知っておきたいのが、基本方針です。システムをつくるときには、必ず基本方針、いうなれば哲学に相当するものがあります。なぜイイネボタンがなのか、検索できないのかさせないのか、そのあたりは基本方針を知ったうえで、感じている”違い”が機能的なものでなく、世界観だということに気づく必要があります。
重要指針方針
コミュニティガイドラインに掲載されています。↓
Clubhouse was designed to be a space for authentic conversation and expression—where people can have fun, learn, make meaningful connections, and share rich experiences with others around the world. Below are a few guiding principles that we believe are important.
Clubhouseは、本物の会話と表現のための場になるよう設計されました。人々が楽しみ、学び、意味のある繋がりをつくり、世界中の人々と豊かな経験をシェアできる場です。以降は私たちが重要と考えている基本方針です。
・Be yourself.
自分らしく
The authenticity of Clubhouse begins with the people.
Clubhouseの信頼は人々から始まります。
・Be respectful.
敬意をもって
This applies to every person, at all times.
全ての人に、常にあてはまります。
・Be inclusive.
受け入れて
Tolerate, welcome, and consider diverse people and perspectives.
寛容で、歓迎し、多様な人々と視点を考慮します。
・Build empathy and understanding.
共感と理解を基本とする
Engage in debates that are in good faith.
誠意をもって討論に入ります。
・Foster meaningful and genuine connections.
意味ある本物の繋がりをはぐくむ
This is what Clubhouse is all about.
これがClubhouseのすべてです。
企業などの組織では、大切にしている考え方が基本原則、行動指針などであらわされます。システムも同じです。これらを読んで、どのような世界が作られようとしているのか、想像することが大切です。
テキストチャットがなく、顔が見えず、音だけの世界。国、言語、文化、習慣などを飛び越えて、互いを尊重する世界。
自分らしく
敬意をもって
受け入れて
共感と理解を基本とし
意味ある本物の繋がりをはぐくむ