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息子の筆箱の中身が笑える【次男4年生】

次男の筆箱の中身は毎日違う景色です
入れたはずの鉛筆や消しゴムがほとんど入ってない。

小学3年生まではね。

4年生になって、あることをしてからは
筆箱の中身が劇的に変化しました。

筆箱がからっぽの3年間

小1から小3まで、筆箱の中身がちゃんと入っていたことがありません。
毎日ちゃんと確認して、鉛筆も消しゴムも入れているのに
次の日になると、筆箱の中身はこんなにも変わるのか。

さあ、今日の筆箱の中身はどんな景色になっているのかな?
と毎日楽しみを与えてくれます。

筆箱の中身はイリュージョン世界


・昨日は5本入れたのに、学校から帰ると1本しかない
(たくさん勉強したから鉛筆の減りが早いのね〜)

・入れたはずのない見たことない鉛筆が入ってる。
(お父さんの記憶がおかしくなっているんだね〜)

・消しゴムの代わりに“消しカス団子”
(はいはい、お父さんも子供の頃よく作りましたよ)

・筆箱には入ってないがランドセルに直接えんぴつが入ってる
(筆箱の存在意味は?ランドセルには入ってるのでギリOK)

・筆箱からたまにダンゴムシが出てくる
(虫かごと筆箱を間違えちゃったんだね。似てるもんね)

・筆箱に入れたはずの消しゴムがポケットから出てくる
(マジシャンですかー!)

・そもそも筆箱を持って帰ってこない
(・・・・・)

怪奇現象です。

謎だらけです。

“小学生男子あるある”ですね。

鉛筆も消しゴムも何十本も予備をストックして
いつでも補充できるように万全の対策するしかなかった。

もちろん何度も言い聞かせていますが
改善されることもなく
月日が経ち、4年生になる頃に
試しにやってみたことがヒットして
その日から劇的に変化しました。

4年生になるタイミングでやったこと

筆箱と鉛筆消しゴムを自分で買わせる
ということをさせてみました。

「何でもいいから自分の好きなものを買ってきていいよ」

お店に連れて行き、お金だけ渡して僕は店の外で待つ。
次男一人で買い物に行かせる。
筆箱、鉛筆、消しゴムを自分で選び
レジに並び、お金を払う。
商品を受け取り、満面の笑みで店から出てくる。

これが次男にとって、めちゃくちゃ良い体験になったみたいで
“自分で選んだもの”という自覚が芽生えたようです。

買った文房具一式を大事に大事にランドセルにしまい
登校します。

学校から帰ると、聞いてもないのに
次男
「父ちゃん筆箱の中見せてあげるわ」
と言って自慢げに筆箱を開けます。

まあなんと綺麗な状態でしょう!
綺麗に並んだ鉛筆たち
消しゴムもしっかり入っている。

今までの筆箱の状態は何だったのか

家で宿題をやり終えてから
筆箱に片付けるのが楽しみにさえなっている。

さてさて、最初は嬉しくてやれているかもしれないけど
はたして何日保てるかな?と思っていましたが、
次の日も、その次の日も
次男
「父ちゃん、筆箱の中見せてあげるわ」
と言って、自慢げに見せてくる。

見せてくるということは、当然ちゃんと整理されているということです。

だんだん、見せてくることはなくなりましたが、
たまに抜き打ち検査でチェックしてみても
ちゃんと鉛筆も消しゴムもキレイにそろっている!

4年生になり、3ヶ月経った今も
筆箱の中はキレイな状態が続いています。

劇的な変化です。


今までどれだけ言っても筆箱の中身はぐちゃぐちゃだったのに

“自分で買う”ことをしただけでこんなにも変わるとは。

できなかったのではなく
やる気がなかっただけ

やろうという感情になってなかっただけ

自分で選んで自分で買った(お金は出しましたが)ことで
“自分の物”という自覚が芽生え、
大事にしようという意識に変わったんですね。

また一つ子供から学ばせて頂きました。


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