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音楽力が伸び悩む致命的要因はコレだ!

こんにちは!
作曲家・音楽理論講師のおおうらまさひろです。

あなたはこれまでに
音楽の学習をしていて
伸び悩みを感じたことはありますか?

学習と一言でいっても
書籍を使った独学もあれば
学校などで指導を受ける方法など
さまざまな形があるかと思います。

ただ、僕が見てきた範囲ですと
多くの場合は独学に限界を感じて
先生に教えてもらうケースが多いようです。

ある日僕の元に
こんな人が相談にやってきました。

趣味で曲作りをやっていて
DTM系の音楽教室に4年間通ったのに
全然成長した実感を持てない!
という方でした。

聞くところによると、
レッスンは1回30分で月4回。
それを4年間も続けたそうです。

いやぁ、趣味志向の方が
これだけ続けるのはかなりスゴイと
僕は思いました。

ですが同時に疑問が湧きました。
「それだけやってきて、
 なぜ成長の実感を持てないのか?」

しかし、詳しく話を聞いてみたら
すぐに原因が分かりました。

そのDTMレッスン、
ゴールが設定されていなかった
のです。

ゴール設定不在のままで
レッスンを続けていくと、
以下のような危険性があります。

1つは、
“受講生が受け身の姿勢で学習してしまう危険性”
です。

とりあえず通ってさえいれば
なんとかなるだろう、
先生が導いてくれるだろう、
…という発想になりやすいのです。

要は学ぶこと自体が目的になってしまう
ということですね。

そしてもう1つは、
“講師の責任感が欠如した状態で
 教えてしまう危険性”

です。

『ゴールが無い』わけですから
当然達成度を測るものがなく、
ただ教えているだけで仕事をしていること
になってしまうわけです。

要は教えること自体が目的になって
しまうということですね。

こういう状況がかみ合うと、
月額制のレッスンの場合、
受講期間が著しく長くなる可能性
があります。

なぜなら、
特にレッスンで生計を立ててる先生の場合、
生徒が長く通うほど収入が増える仕組み
になってしまっているからです。

すると、
先生自身は無意識かもしれませんが、
レッスンをだらだら引き延ばしてでも長期的に続けたい
…という願望が湧いてきても不思議
ではないと僕は思います。

現に、その相談者の方いわく
「レッスン時間の半分が毎回雑談で終わっていた」
そうです。

あまりにひどい話ですよね。

これ、本来ならば
先生側がゴール設定をするべき
ことです。

なので僕の音楽教育は
必ずゴール設定を用意しています。

そうじゃないと、
まず生徒にとってよくないですね。

そしてこれは生徒だけの問題では
ありません。

なぜなら
僕もだらだら教えてられるほど
人生ヒマではないから
です。

ですから、
必ずゴール設定をした上で
生徒のチカラが身につくような指導を
日頃から心がけていたりします。

なお、
これはレッスンに限った話では
ありません。

独学の場合も同じく、
ゴール設定をした方が
学習効果は高まります。

あなたがもし
今なにかしらの学びに取り組んでいるのでしたら、
ゴール設定をしてから取り組んで
みたらいかがでしょうか?


ということで今日はここまで!
あなたはどんなことを感じましたか?

ぜひ、ご意見・ご感想をお聞かせください!

今回の内容が面白かった方は
「ゴール設定大事だね!」
と返信いただけると今後の執筆の励みになります。

それではでは~!(^o^)

作編曲家・音楽理論講師
おおうらまさひろ

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