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自分が「いい」と思ったことを伝える

わたしは、自分の「やりたい」という気もちを尊重される環境の中で
生まれ育ちましたが、母は母で自分が「いい」と思ったものは、
いろいろ分かち合ってくれました。

「いい」と思ったものを「分かち合うこと」。
 
人に受けとってもらえることはとてもうれしいことで、
わたしが真似をしてきてよかったなと思うことのひとつです。

とは言え、わたしは母のようにうまくできなくて、
押しつけがましくなったり、余計なお世話になってしまったりして、
人に嫌われちゃったことも、無視されてきたこともあって
失敗もたくさんしてきましたが、

やっぱり、自分の心が「いい」と反応したもの、
自分が人生の中でみつけた「素敵!」を伝えて、
人と感じ合えること、拡がりを感じることは、
とても満たされることだと思います。

自分が「いい」と感じているからこそ、
相手にとって合わない時は、自分が否定されたような気がしてしまって
自信を失くしたり、自分を疑いたくなるような気もちが湧くものだけれど、

そうやって、相手の反応で自分の中の「いい」を消すことは
とってももったいない。

相手に合うかどうかはわからないし、
相手から期待する反応は返ってこないかもしれないけれど、
だからといって、自分が「いい」と反応した心は自分で守る。

どんなに笑われても、理解されなくても、
やっぱり「ある」ものは、あり続けるし、
相手に迷惑がられて失敗をすることで
「相手のことをよくみよう!」と思うきっかけにもなるものだと、
実感します。

自分と相手のちがいを理解することにもなるし、
失敗は、ただただ自分を知る材料が増えて、
より自分を生きやすくなるための経験なのだと思います。

人気だから、有名だから、歴史があるから、
高いから、希少だから、認められるから「いい」という反応も
あると思いますが、

うまく説明はできなくても、誰に認められなくても、
「いい」と思っちゃうその自分の心は大事にすること。
そして、人に伝えていくこと。伝わる工夫をし続けること。

わたしにとって、
母から学んだ「うれしさ」を増やすために大事なことです。

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