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里親委託児童率

里親制度、ご存知でしょうか?

日本は古くから施設重視=社会的擁護がメインでした。
その為諸外国と比較した際、日本における里親委託率はかなり低い水準です。(下記資料参照)

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平成31年度厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課資料


なぜ、日本の里親委託率が低く普及しないのでしょうか。

要因の一つに興味はあるが情報がなく知識が無い・そもそも里親制度を知らない。
という里親制度に関しての圧倒的な情報不足が大方だと考えます。
(血縁にこだわる、偏見をもつ、宗教...etc もあると思いますが。)

しかしと地道な広報活動を行い、里親委託率を伸ばしている自治体もあります。(下記資料参照)

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平成31年度厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課資料

このように広報活動を行うことで、確実に里親普及に繋がっているという結果がでています。
成功している自治体の活動や政策ををロールモデルとし、全国各地の自治体が行っていけば数年後の里親委託率に期待できますね。


最後に、都道府県別の里親の数をまとめたデータです。

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平成31年度厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課資料


皆さんの住んでいる地域はどうでしたか?

全国6,858名の里親の人数は全国27,988名の保護児童の人数にまだまだ及びませんが、それでも着実に里親の人数を増やしていき施設ではなく家庭で暮らせる子どもが一人でも多く増えることを願っています。