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BPM0517の心臓


光るものがだいたい好きだってはなし、一昨日見に行った川の水が木漏れ日にきらきら光っててもうぜんぶどうでもよくなるくらいだった、その瞬間だけだけど、
なんかほとんど使ってもないインスタアプリのアイコンもやけに光って見えるような気がする、の、わたしの見えてる世界だけじゃなかったらしくってちょっと残念だね、
五感のぜんぶで特別になりたい、と思うの、小学生みたいで、馬鹿っぽくてかわいいでしょ。


愛はあるけど恋、をしているかと聞かれたら正直おとなになってからずっとよくわからないのだけど、こいびとがいるときはいつも、心臓を預けたみたいな心地になる。
精神衛生上よくないような気がするけれどわたしはそういうふうにしかできなくて、なんなら、そういうふうにする以外でだれかといる意味なんてないような気さえするから仕方ない、
あたしの心臓あげる、毎晩抱いて眠ってね、って、口ずさんだ歌の才能に今日も世界の居心地が悪いよ、
しあわせになるにも才能がいるってほんとですか、中途半端なしあわせなら捨ててしまえって思う衝動性のまま生きていたらそのうち信号の色がわからなくなりますか、
多分一生きっちり信号を待って横断歩道を探して歩くんでしょう、あたしのそういう、そういうところが、嫌い。


注射を打った左腕がいたいです、あとはやく詩人と呼ばれたいです、今日のハイライトは以上です。











生活になるし、だからそのうち詩になります。ありがとうございます。