酒まんじゅう
小さい頃から食べているスイーツ
それは、酒まんじゅう。
ばあちゃんが小豆を水に浸して
あんを作るところから始まる。
私が小学校から帰ってくる頃
木製のせいろ(蒸し器)から
湯気があがっている。
ふたを開けると
なんとも言えないいいにおいと共に
ぼわ~んと湯気の中、
酒まんじゅうがきれいに並んでいる。
出来立ては、格別においしい!
下についている葉っぱをはがし
アツアツをほふほふ言いながら食べる。
もちもちふわふわの皮の中に
甘いこしあん!
たまらない!
何個でも食べれる!
世界一の酒まんじゅうは、
今は、もう食べられない。
けれど、見つけた!
ばあちゃんの酒まんじゅうと
よく似た酒まんじゅう。
初めて食べたとき
ばあちゃんのあんこの味と
そっくりでビックリ。
ここ最近、そのお店は
週3日の営業になった。
それでもいい。
ばあちゃんの味に会えるから。
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