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フィンランド最古の町トゥルクの美術館やアートスポット巡りしよう!

フィンランドで最も古い町と言われ、かつては首都として栄えた町、トゥルク。市内の博物館や美術館など12カ所を巡るチケット「Museum Walk」がインフォメーションセンターで38ユーロで購入できます。

全部まわるとしたら3日間びっちり使わないとキツイと思うので、余裕がある旅行者にのみオススメ。もし、Aboa Vetus、WAM、トゥルク城、トゥルクアート美術館の4つに行く予定があるのであれば、全部でちょうど38ユーロなので買ってもいいかも。学生証を持っている場合は、各美術館、学生割引が効くのでそちらのほうがお得^^他にカードがあるとショップでの買い物や併設カフェでの飲食が割引になるところもあります。

ハイシーズン(夏)以外は月曜定休なところも多いので、月曜日の美術館巡りはおススメしません。
※情報は2017年6月現在のものなので、ホームページ等で最新情報をご確認ください。

1)Aboa Vetus Ars Nova museum

Retting Palaceに建設された現代アートと遺跡の両方が展示されている珍しいミュージアム。トゥルクの中世の暮らしと現代アート作品が両方楽しめる。売店に行くとガラスの床があり、地下に遺跡が広がっているのが見えるのもおもしろい。入り口にニキドサンファルの像があり。カフェ奥の階段から現代アートの展示スペースに行ける。少数だがピカソのコレクションも。

所用時間:2時間
入場料:10ユーロ(大人)
備考:Oumaが2017年にアーティスト・イン・レジデンスしていた所属美術館。
URL:http://www.aboavetusarsnova.fi/en

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2)WAM/Wäinö Aaltosen museo

トゥルクの著名な彫刻家Wäinö Aaltonen から名前を取ったミュージアム。2017年はJacob Hashimotoの展示などが開催。

所用時間:1時間~1時間半
入場料:8ユーロ(大人)
備考:好みもあると思うので、事前に現在の展示をチェックしておくとよい。
URL:http://www.turku.fi/en/waino-aaltonen-museum-art

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3)トゥルク城/Turun Linna

13世紀に建築。当時の女中たちは寝ると魂がなくなると考えていたため、座って眠っていた。窓際の椅子にその当時の面影が残る。コスプレできるエリアもあるので、友だちと来て楽しみたいところ。

所用時間:3~5時間
入場料:10ユーロ(大人)
備考:軽く迷子になりそうなほどの無限回廊。時間に余裕をもって楽しみたい。
URL:https://www.turku.fi/en/turkucastle

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4)トゥルクアート美術館/Turun Taidemuseo

フィンランド人建築家のGustaf Nyströmにデザインされ、1904年に完成。コンテンポラリーアートの展示も行われている。

所用時間:30分~1時間
入場料:10ユーロ(大人)
備考:丘の上にあり、市内を軽く見下ろせる。
URL:http://www.turuntaidemuseo.fi/?lang=en

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5)ハンドクラフト美術館

1800年代のフィンランドの暮らしが垣間見られる美術館。本づくり、バイオリンづくり、かご編み、靴づくりなど当時の生活の様子が建物ごとに見学できるようになっている。

所用時間:1~2時間
入場料:6ユーロ(大人)
備考:4月中旬、5~9月、11月末~1月初旬まで、などオープン時間が限られているので、事前にオープン時間をチェックすること。
URL:https://www.turku.fi/en/handicraftsmuseum

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6)薬局美術館/Apteekkimuseo ja Qwenselin talo

大きな秤やガラス瓶など、18世紀の薬剤研究の歴史が感じられる美術館。スタッフさんが割烹着っぽい恰好をしててとても可愛いです^^

所用時間:30分
入場料:4.5ユーロ(大人)
備考:4月中旬、5~8月、11月末~1月初旬まで、などオープン時間が限られているので、事前にオープン時間をチェックすること。
URL:https://www.turku.fi/en/pharmacymuseum

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7)FORUM MARINUM

船の歴史が見学できる美術館。美術館の前の川に停泊中のいくつかの船も展示のひとつ。2館あり、1館は水中探査やエンジン、船の歴史など。1館は豪華客船含む船の見学が可能。

所用時間:2~3時間
入場料:16ユーロ(大人・夏季・2日有効)、10ユーロ(大人・冬季)、9ユーロ(大人・展示のみ)、6ユーロ(大人・ミュージアム船のみ)
備考:MUSEUM WALKのカードを持っているとCafe Restaurant Daphneでコーヒーが無料。6月上旬に行き、入場する際に2館見られる、とだけ言われたのですが、サイトにはmuseum shipにも入れるようなことが書かれていました。もしかしたら停泊中の船にも入れたのかも?行ったら聞いてみてください^^
URL:http://www.forum-marinum.fi/en/

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8)KAKOLANMAEN MUSEO

トゥルクの西側には刑務所があり、その当時の歴史を知ることができる博物館。刑務所のスタッフが暮らしていたという施設がカフェになっていて、美術館に併設。カフェで入場料を払い、鍵を開けてもらって入る。外観は倉庫っぽい。刑務所の稼働は2007年まで、博物館は2017年にオープン。

所用時間:20分
入場料:5ユーロ(大人)
備考:6~8月までの短い期間だけのオープン。カフェ内にも展示があり、オーダーしなくても見学可能。
URL:http://www.kakolankruunu.fi/kakolanmaen-museo/

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9)ETT HEM

ETT HEMはHOMEの意味。200年ほど前の建物で内部にはコレクションされたアート作品も豊富。鏡がたくさんある部屋はもともと暗く、少しでも光を集めようとして高価な鏡をたくさん掛けていたそうです。日本の浮世絵のコレクションも。

所用時間:1時間
入場料:5ユーロ(大人)
備考:5~9月、11月末~1月初旬までのオープン。館内撮影禁止、英語のガイドツアーがあり一人でもガイドしてくれる。
URL:http://etthem.fi/?lang=en

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10)シベリウス美術館/Sibelius Museo

フィンランドの作曲家、ジャン・シベリウスの功績を記した美術館。建物は1960年代に活躍したフィンランド人のWoldemar Baeckmanによるデザイン。作曲家を目指す人や音楽家には特に楽しい展示では。

所用時間:1時間
入場料:4ユーロ(大人)
備考:古い楽器の展示も。
URL:http://www.sibeliusmuseum.fi/en/

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11)生物学博物館/Biologinen Museo

1907年7月にオープンした博物館。13のフィンランドの自然の情景を紹介した展示のほか、蝶や甲虫の展示も。グループでの来館にはガイドツアーもある(事前予約)。

所用時間:30分
入場料:4.5ユーロ(大人)
備考:英語解説の資料を受付で貸してもらえる。
URL:https://www.turku.fi/en/biologicalmuseum

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12)教会美術館/Tuomiokirkko Museo

トゥルク大聖堂の2階にある。大聖堂を上から見下ろすことができるのも楽しい。大聖堂だけなら入場は無料。

所用時間:30分
入場料:2ユーロ(大人)
備考:美術館内撮影禁止。
URL:http://www.turuntuomiokirkko.fi/tuomiokirkkomuseo

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小さい町なので、2泊もすればだいたいまわりきれちゃう感じなんですが、とても美しく見どころの多い町、トゥルク。

空港から直通バスで2時間で行けるので、フィンランドに寄られた時にはぜひ訪れてみてください!

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