奴隷貿易とブラジルの歴史~出身ごとに顔に違う模様が描かれたようだよ
物理的な安全にかけるコストが低いという意味では、日本はとても幸福な国だし、職業の「選択の幅」がある(自分が思いつく職業の数が多い)というのも幸福だなって思います。
銀行が支援する文化施設
サンパウロに銀行が支援してできた文化施設があります。名前は「Itau Cultural」。日本文化を伝えるJapan Houseという施設のすごく近くなので、もしもサンパウロに行く際にはぜひお立ち寄りください。日曜日はこのへんは歩行者天国になってるみたいで、道路を歩きたい放題みたいです。
館内けっこう広くて、今はメインではブラジル人彫刻家のFRANZ WEISSMANNの展示をやっていますが、今回は奴隷貿易にまつわるエリアのご紹介を。
もともとポルトガルの植民地だったブラジルでは、黒人奴隷を使役して富を自国に還元していました。
✓ 参考リンク 5分でわかるブラジルの歴史!実は皇帝(ペドロ1世)がいたことご存知でした? 『ブラジル学入門』レファレンス協同データベース
Itauでは奴隷貿易で使われた「契約書」の実物が展示されています。これ、言葉が分からないからパッと理解できないんですが、日本語で書かれてたらけっこう衝撃だろうな。。しかし、1500年ごろには日本人奴隷のやりとりもあったみたいですね。
どこから来た奴隷かが分かるように、顔に模様が描かれていたんだそうです。
以前、タンザニアに行ったときに奴隷貿易として使われていた港などを見学したことがありました。世界的に「奴隷ってひどいよね」ってなってきた流れってまだまだ最近なんですよね。
差別の影響はまだいろんなところに残っていて、自分の中にも潜在的なものはたくさんあるだろうなと思っています。
色んな考えがあたりまえに自分の中に混在して、明確な「正解」をもてなくなるまで、いろんな国を旅できたらいいなと思ってますよ!
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