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応援の解像度が上がると夢は叶いやすくなるんじゃないかということを考える

アルというマンガ情報サイトのライターさん向けヒアリング会がありました。代表のけんすうさん自ら、ライターとマンツーマンでトークしてくださったので、すごい大サービスですね、びっくりです。アーカイブはこちら↓(10分くらいまでは私がセッティングしている様子なので、10分過ぎくらいから見るといいかもです)

唐突に驚くほどのメリットがやってくるアルのライター募集はこちらからです。今は3か月に一度の募集になってしまってるので、どんどん道が狭くなってますね。最初に入っておいてよかったです。

メディアのほうのアルの話がメインにならないといけなかった感じのヒアリング会なんですが、なんかすみません。アーカイブを見返すとめちゃくちゃずれてますね。

とりあえず、自分のためにまとめメモをしておきます。

クリエイターの作業中の様子が見られる00:00 Studio(フォーゼロスタジオ)では、クリエイティブ活動を加速させることを目指しています。クリエイティブ加速させるというのは、どういうことかというのを聞いてみました。

クリエイターの課題で多いもの

時間とお金の問題。好きなクリエイティブ活動に時間を使いたいけど、そのためには生活を支えるお金が必要。

フェーズによって課題が違う

始めたての人:単発の仕事が欲しい、自分のやりたいことと結びついた仕事がしたい
中堅の人:ファンが欲しい、月額などダイレクト課金したい

現在はユーザーの課題をヒアリングを通じて洗い出しているところ。

00:00 Studioをクリエイター側のユーザーとして使う場合は、どんな動きをしておくと最終的に得しやすいのか?

・将来的にアーカイブが残っていることが価値になるのでは。
 →3年後にすごく人気になった作品の制作過程が残っていた場合、その記録が価値になるのでは。

・自分とは違う職種のクリエイターと00:00 Studioでつながっておくと、つながった人が大きなプロジェクトをやる時に呼んでもらえる。
 →すぐでなくても、数年後になんかのプロジェクトをやる時に知ってる人にお願いしようとなりやすい。
 →いろんな視聴者さんのところでつながってコメントしておき、覚えてもらっておくといいかもしれない。

・サービスのパワーが弱い時からすごく使ってくれるユーザーは運営側が覚えているので、あとで得しやすい。
 (→アルのライターに早めになっておくとかもこれかもしれません)

・作業中だけでなく、ファンとの交流・ただ話すだけみたいなのが増えてもいいかもしれない。今これをやると目立てるかもしれません。

ユーザーの動きとして迷惑な行為はあるのか?

・今のところはほぼなし

00:00 Studioの開発中の新機能

・よく差し入れしてる人の情報が配信者側のページに出る
 →差し入れする側のメリットができるのですごくいいですね!楽しみです!

・今この場で似顔絵描いてくださいと頼んですぐに描いてもらう機能
 →リアルタイムで描いていて、それを見てる人も欲しくなりそうなのでおもしろいですね!こちらの機能も楽しみです!

・iOS版が出ます

こういうサービスってどのくらいで知名度が上がるものなの?

・3年は潜る可能性があるかも

この順で解決していく必要がある。
1. Customer/Problem Fit
2. Problem/Solution Fit
3. Solution/Product Fit
4. Product/Market Fit
 ユニットエコノミクス健全化(1000円かけると1200円儲かる状態になってるか)

Customerは「配信者」「見る人」の両方をさす。難易度は上がるけど、市場と合うととても伸びる分野。
書く側のみがお客さんなのはClipstudioなど
見る人のみがお客さんなのはNetflixなど

現在の00:00 Studioは配信者を増やすところから力業でやる。

現在の配信者の課題は?

★認知の拡大→一番強い課題だが上位の人が勝ちやすい。
人気の獲得
他クリエイターとのつながり
ファンとの交流
仕事の獲得

が常に課題。

応援する側の応援したい気持ちと応援される側の応援されたい物がうまくマッチングしたらめちゃくちゃ加速するのでは?

こちらは私が思ったことなんですが、ある程度活動していると、割とどんな人でも熱量高く応援してくれる人が現れると思うんです。その熱量高い応援がうまく応援されたい人の何で応援して欲しいかとマッチングすると、クリエイティブ活動はすごく加速するんじゃないかと思っています。

たとえば、アルというマンガサイトがめちゃくちゃ好きな人が応援のために「アル」と書いたまんじゅうをつくる、みたいなのが熱量の高いズレた応援です。

ただ、熱量はめちゃくちゃあるので、これをシステムの設計で応援されたい側の「今はこれをやって欲しいです」につなげられると、すごくいい気がしてるんですね。(まんじゅうをつくるくらいの熱量が高い人を、適切に味方につけられるとかなり強いです!)

応援したい人は「手間暇かけて熱量が相手に伝わること」をしたいんですよね。分かります、バスケ観戦にハマってた時は、私も手作りケーキとか作って差し入れたり出待ちしたりしてました。でもたぶん、選手側からすると、友達をたくさん呼んで試合を見に来てくれるほうが嬉しい気がするんですよね。会場を盛り上げて欲しいというか。

つまり、応援者側の解像度が上がると、応援される側の活動は加速しやすいです。ただ、それが取りっぱなしにならないように、応援する側にすぐじゃなくても還元されると一番いい循環になってる気がしますね。

あともう一つ、伝えておけばよかったなーと思ってることがあったので、ここで書いておきたいんですが、

安定した活動費(お金)じゃなくて叶えたいものを直接取りに行くほうが早くて簡単

っていうのがたまに起こってることがあるので、お金を取りに行くことだけじゃなく、叶えたい夢をいきなり取りに行く方法がないかっていうのに意識を向けるのはアリかなと思っています。

たとえば、私は2013年から世界中でアートを集めるプロジェクトをやっているんですが、、

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これ、もともとはぜんぶ自腹でやっていて、絵の具とか紙は私が用意していたんですね。でも、アクリル絵の具ってけっこう高いので、活動つづけるのがそこそこしんどかったんです。

で、Facebookとかで「画材の余りをくださいー」ってメッセしたんですが、けっこういただくことができました。使う人は分かると思いますが、画材って新品じゃなくても使えさえすればけっこうありがたいじゃないですか。

さらに画材メーカーさんなど数社に連絡したところ、自社のイベントで使った残り画材であれば差し上げますよ、みたいなことや、新品をお送りしますみたいな会社がけっこうあって、今は画材がかなり潤沢になっています。

なので、活動に行くたびに画材と折り紙は現地に寄贈して来られてるんですね。割とマイナーな土地に行ってるので、どちらもけっこうありがたがられます。(画材が不要そうな国では折り紙のみ)

自分でお金を稼いで画材を買って、だと大変なんですが、いきなり必要な画材を取りに行ったら早かったんですね。ちなみに折り紙は活動を追ってくださってる方々がアマゾンの欲しいものリストとかから送ってくださるので、そちらもたくさんあります。(コロナの影響があってワークショップ等はできてないですが、落ち着いたらまたプロジェクトも再開します)

海外でアート活動というのも、お金をためてやろうとすると大変なんですが、アーティスト・イン・レジデンスみたいなのを使って行くと、安く手厚くできたりします。最初は自分も「そんなのキャリアがないと受かるわけない!」って思ってたんですが、受かりやすい場所とかあるんですね。たとえば始めたばかりのレジデンスでアジア人の応募がぜんぜんないところに日本人が応募してきた場合、とりあえず合格にするみたいなこともたぶんあるんじゃないかと思っています。

田舎のレジデンスだと、その地域に楽しいイベントを提供するみたいな意味合いもあるので、行ったことがない国の人が来てくれるのが割と歓迎なんですよね。日本は海外での信用が高い国なので、ビザなしで行ける国も多く、日本っていう国自体がそもそも有名な国の一つなので、海外活動は割とやりやすいと私は思っています。どこに行くにもビザが必要な国出身よりはよっぽど有利です。

こういう直接、夢に届くっていうのは、実はあちこちにあるんじゃないかなと今の私は思っていて、そういう目で世界を見ておくと、チャンスは割と発見しやすい気がしています。

これは自分も信じてなかったですが、けっこうあるあるなので、クリエイティブ活動を加速させたい人は「もしかしたら今すぐ叶えられるのかも?」という視点で世界を探ってみて欲しいです!

がんばろ!

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