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拗らせOL 幼少期_弱みになるものに気づく

今思えば、兄は妹ができたことで
大好きな母親に構ってもらえないと
嫉妬して妹にちょっかいを出していたのかな

そんなふうに思えるようになったのは大人になってからで

ただ、今考えてもどうしてなのか理解できないことも。


幼少期の私の性格は
気が強く、明るいけど少しシャイ
姉、兄に追いつけ追い越せと、習い事や
リボン結びの習得など、努力する粘り強い性格。

そして、素直で純粋な子でした。


今回は小学校低学年のできごと。

兄「こころ、誰にも言わへんから好きな人教えて」

私「お兄ちゃんが教えてくれるならいいよ!」

純粋な私は、兄と秘密の話をしているような気がして
素直に喜び、こころ踊っていました。

兄「いいで、先教えて」

私「えっとね、幼稚園の時に助けてくれたきょうちゃん!
  お兄ちゃんは?」

兄「そうなんや!俺はおらんで!」

私「え!教えてくれるっていったやん!なんで!嘘つき!」

兄「笑、こころがきょうちゃんのこと好きなことみんなに言お〜」

私「だめ!なんで嘘つき!!!」

兄「言ってほしく無かったらいうこと聞いてや」

私「やだ!嘘つき!お母さんに言いつける!」

兄「そんなことしたらみんなに言いふらすよ笑」

私「なんでなん!嘘つき!」

兄「1000円くれたらいいよ」

どこでそんなことを覚えたのか。
人の弱みに漬け込んで、お金を要求してきたのです。

私の家庭は、一般的な家庭より少しだけ裕福で
そのころのお小遣いは、祖父母の家に遊びに行った時に
もらうお小遣いだけでした。

こんな調子でこどあるごとに人の弱みに漬け込み、
何かを要求してくる兄。

その度に私は、なにが自分の弱みになってしまうのか学び
弱みを見せないことで、自分を守っていきました。

それは兄に対してだけではなく自分にも嘘をつき
人を好きな気持ちや悲しい気持ち、辛い気持ちまでも
気づかないように押し殺していきました。


そのおかげか、私はいじめられたことがありません。
むしろ私は強いと思われ、友達づくりでは苦労したことがありませんでした。


たくさん話したので喉が乾きました笑 コーヒー1杯分サポート頂けると励みになります!