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【おうじ農園 開墾日記】ボイスドラマ化計画 ~メインヒロインの設定など~

午前中は集中して作業できたのに、午後は気が散り過ぎて作業どころではなかった”おうじ”です。

#早朝からお昼までがゴールデンタイム


今日は昼過ぎから畑の様子を見に行ってました。

雪も解けて地面が見える程度になってましたね。

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茶色い部分は掘り起こし済の部分で、左上の緑の範囲が掘り起こしてないとこです。

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玉ねぎの苗を触ってみた感じ、しっかり根を張ってそうな気がします。

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葛の根は相変わらずの様子です。


ボイスドラマの方ですが、主人公役を女性に変えました。

名前は”朱美(あけみ)”さんです。

理由は特になくて、響きが好きな名前なのでこれにしてみました。

涼子さん(32歳)は長女で、農家の後継ぎになる弟(30)、その下に大学受験を控える妹の陽菜ちゃん(18歳)がいます。

朱美さん(27歳)は涼子さんと同い年の兄を持つ2人兄妹。

舞台は私の地元の新潟市周辺。

涼子さんは燕市出身で300年続く農家の娘(モデルは下町ロケットの殿村家)。

水稲メインで畑もちょこっとやっている。

朱美さんは新潟市内出身で親は一般的な会社員。鉄〇DASHの大ファン。

同じ会社の先輩後輩として出会い、3年前からパートナーとして共に歩むこととなり、1年前から同居している。

何の会社がいいか…土日休みのコールセンターにしましょうか。

今パッと思いついた設定ですが、これをベースにしときましょう。


それでは、バックアップがてら今日書き上げた分を↓に記して今日は終わりにしたいと思います!


~家で昼食中~
朱「そういえば、この前草刈りしてる時に、地面からもツルが伸びてるの見たでしょ?」
涼「うん、あのゴボウみたいに太いツルね」
朱「そうそう」
涼「結構な範囲に広がってるな~と思ってたけど、今日見た感じどうだった?」
朱「畑全体に網目のように絡まってたわ」
涼「やっぱり一部だけじゃなかったのね」
朱「時間あったから何とか取り除けないかと思って色々試したんだ」
涼「前は手で抜こうとしたけど、根っこが深く張ってるせいかビクともしなかったわよね」
朱「うん。だからおばさんからスコップ借りて、こんな感じに掘ってみたんだ」
涼「結構掘ったわね~。30cmぐらい?」
朱「そのぐらいかな?」
涼「でも、この写真の様子だと…抜けなかったんだ?」
朱「掘り起こせたのもあったんだけどね…」
朱「どこまで伸びてるか見当もつかないくらい全然動かないヤツは、無理やり鍬でぶった切って来た」
涼「ふふっ、強引ね」
朱「あれを1つずつ手作業で抜こうと思ったら終わる気がしなくて」
涼「まぁねぇ…それが賢朱だと思うわ」
涼「しかも、結構な大きさのもあったのね?長いもぐらいあるんじゃない?」
朱「そんな大物もあったね」
涼「そうなると、まずはこの根っこをどうにかするのが第一優先ね…」
朱「この根っこってやっぱり人力で掘り起こしていくしかなさそう?」
涼「そうねぇ…大型のトラクターがあれば、根っこごと掘り起こして耕すこともできると思うんだけど…」
涼「そんな機械持ってる人、周りにいないでしょ?」
朱「おばさんもトラクターまでは持ってないね」
涼「そうよねぇ…」
朱「ホームセンターで耕うん機のレンタルできるらしいけど、それだとダメ?」
涼「ホームセンターでレンタルできるのって、手で押すような小型タイプのよね?」
朱「確かそうだったと思う」
涼「それだと多分、根っこが太すぎて機械の刃に絡まって壊れちゃうと思うわ」
朱「それはマズイね」
涼「畑の土壌改良が終わった後なら、レンタルの物でも十分なんだけどねぇ…」
涼「この根っこの写真、お父さんに送ってもいい?」
朱「うん、全然いいよ」
涼「これで正体がわかると良いんだけどね」
朱「何か分からないと対処のしようもないしね」
朱「あ、そういえば土壌改良って具体的にどんなことするの?」
涼「一般的には…野菜の苗を植える2週間以上前に石灰を撒いてまずは耕すのね」
涼「で、1週間経ったら今度は堆肥と元肥を撒いてまた耕して、その後に畝を作ってマルチを敷いたら、ようやく苗を植えられるってトコかしら?」
朱「ふんふん」
涼「ただ、あの畑の場合20年以上も放置されてた場所だから、このやり方でちゃんと野菜が育つかどうかはやってみないと分からないけどね」
朱「まぁ、そこは色々と試しながらのんびりやっていきましょう?」
涼「それもそうね。その辺のこともお父さんに聞いてみるわね」
朱「ありがとう」
涼「さて!ご飯も食べ終わったし、掃除がもう少し残ってるから一緒にやっちゃいましょ?」
朱「うん、わかった!あぁ、お皿はそのままでいいよ。私が洗うから」
涼「いいの?」
朱「美味しいご飯作ってくれたしね。片づけぐらいはやらせてよ」
涼「ありがとう。じゃあ私、先に寝室のお掃除やってるわね」
朱「うん、よろしく~」

~夕食後~
プルルル
涼「もしもし、お父さん?」
涼「あぁ、写真見てくれたんだね。あれ、なんだかわかった?」
涼「うん、うん…へぇ~そうなんだ…なるほどねぇ…」
涼「今の時期だとソラマメか玉ねぎを植えようと思ってたんだけど、間に合いそう?」
涼「そっか。玉ねぎの方が時期遅かったっけ。ならとりあえずは玉ねぎだけやってみようかな」
涼「で、どうしたらいい?」
涼「あっ、ちょっと待って!メモするから!」
涼「うん、うん、そうねぇ…畑全部は難しそうだから1畝分ぐらいにしとくわ」
涼「うん!わかった、わざわざ電話くれてありがとうね!」
涼「また年末になったら二人で帰るから」
涼「うん、ありがとう。じゃあね、おやすみ~」

朱「お義父さんから?」
涼「うん。あのツルと根っこの正体が分かったわ」
朱「何だったの?」
涼「葛って植物らしいわ」
朱「くず???」
涼「葛きりとか葛根湯とかの元になってるヤツね」
朱「えっ!?ホントに!?アレが!?」
涼「うん、そうみたい」
涼「ほら見て?画像検索したらすごいの出て来たわよ…フォークリフトで動かせる大きさまで巨大なのもあるみたいね…」
朱「いやこんなの出てきたら畑どころじゃないでしょ…」
涼「まぁこれはかなり極端なものかもしれないけどね」
涼「厄介なのが、根っこの部分にたくさんの栄養を蓄えてるから、いくら草刈りしてもまたすぐ生えて来ちゃうらしいの」
朱「そんなのどうするの?」
涼「根っこの部分を根本から抜き取るか、薬を使って枯らせるかしかないみたい」
朱「お義父さんはどうしたらいいって?」
涼「とりあえず、玉ねぎを植える場所の分だけは手で掘り起こして、残りは重機を入れた方が良いだろうってさ」
涼「1畝分なら2m×10mぐらいでいいから、時期的にも植え付けには間に合いそうだし」
朱「なるほどね~。重機っていっても、どんなの使うの?」
涼「バックホーって知ってる?」
朱「ばっくほー…?」
涼「ショベルカーとかユンボって言った方が分かりやすかったかしら?」
朱「あー!それなら知ってる!あの番組でリーダーがよく乗ってるやつね!」
涼「そうそう!ちょうどウチの近くにレンタルしてる会社があったから、そこから借りてこようかなと思って」
朱「えっ、涼子あんなのも運転できるの?」
涼「あはは…うん、実家にいたころお父さんに教わったから多分まだ運転できると思う」
朱「あなた一体何者なの…」
涼「ま、まぁいいじゃない!重機は私がやるから、朱美は掘り起こした土の中から根っこを取り出してもらえる?」
朱「うん、それなら任せて」
涼「あー、でも実際作業するのは来年の雪が溶けてからになるわね」
朱「そうなんだ?」
涼「晴れ間が多くて温かい時期じゃないと掘り起こした土が乾かないし、雨に濡れちゃうと逆に土が粘土みたいに固くなって良い土にならないんだって」
朱「野菜作りにはふかふかした土が良いんだったっけ?」
涼「うん。土が固いと根っこも下に伸びていきにくいから、根張りが弱くなっちゃうのよ」
朱「それはなんか聞いたことあるかも」
涼「だからまずは…ちょっと大変だけど、引き続き根っこを掘り起こして、玉ねぎを植えられるスペースを作りましょう」
朱「了解。今植えたら、玉ねぎ獲れるのっていつぐらいになるの?」
涼「だいたい6月ぐらいになると思うわ」
朱「へぇ~、だいぶ先なのね」
涼「だけど、あまり手入れをしなくてもちゃんと育ってくれるから、初心者でも育てやすい野菜って言われてるのよ」
朱「私たち、週末しか畑に行けないしね。あまり手間がかからない野菜から作っていきましょう」
涼「それがいいわ。無理しすぎて身体壊しても意味ないしね」
朱「よしっ!当面の目標も決まったことだし、そろそろ寝ましょうか」
涼「そうね。明日はなにか予定あったっけ?」
朱「う~ん、特にないかな~。雨降って畑にも行けないし、ウチでゆっくり過ごさない?」
涼「たまには休息も必要だしね。そうしましょうか」
朱「うん。じゃあまた明日ね。おやすみ~」
涼「うん、お休みなさい」


それでは、本日の内容は以上となります!
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!

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