【おうじ農園 開墾日記】ボイスドラマ化計画
里芋の皮を手早く綺麗に簡単に向ける方法がないものか模索中の”おうじ”です。
去年の秋頃より、親戚から借りた耕作放棄地を使って畑づくりに取り組んでいます。
20年も放置された土地なので雑草だらけで、野菜を植えられる状態ではありません。
なので雪がなくなり次第、本格的に土壌改良を進めていく予定です。
一応、こちらのnoteでも開墾作業の様子を日記的な感じで記録しておりました。
だけど、これだけではつまらないしもったいないなと思ったので、ボイスドラマ化してみようと思いつきました。
このボイスドラマには先日、声優の【江井みゆき】さんに声を付けてもらった作品の設定を使います。
※ここぞとばかりに宣伝する
ここで登場した夫婦に、私が経験した&これから経験する畑作業を追体験した台本を作って声を付けてもらい、動画を作ろうかと考えました。
背景に使う画像は、実際に私が畑で撮影した写真を使ったらより具体性が出ていいかもしれませんね。
取り敢えず、この後の展開としては、畑に行って現場を見る→草刈り→土起こし→ツル(葛)の正体判明→玉ねぎの植え付け、までを動画化して投稿してみることにします。
コンテンツとしては、私が畑作業を辞めない限りいくらでも作り続けることはできるのですが…
江井みゆきさんに涼子さん役を継続してお願いできるかってのが一番の課題ですね。
今はココナラを通してお仕事の依頼をさせて頂くことができてますが、お忙しくなってきたりすると、依頼は一時中断される方も珍しくないみたいですし。
でも、すぐに依頼が出来ずとも、受注再開したときにすぐ発注できるよう台本は作り続けてストックしておくのが私にできる唯一のことでしょうかね。
サボらないように気を付けつつ、楽しんで書いていこうと思います!
以下に、今日書いた台本的なものを載せておきます。
長いので、お時間のあるときにでも読んで頂けると飛んで喜びます。
<とある夫婦の開墾日記 第1章~畑を始める~>
※主=主人公(旦那)、涼=涼子(妻)
主「ただいまー」
涼「おかえり。今日は遅かったのね?」
主「うん。ちょっと文子(フミコ)おばさんのトコに行ってたんだ」
涼「文子おばさんって、確か…お義父さんのご姉弟…だったかしら?」
主「そうそう、親父のお姉さんだね。よく覚えてたね?」
涼「かなりうろ覚えだったけどね」
主「会ったことあったっけ?」
涼「結婚式のときに軽くご挨拶したぐらいだったかしら…?」
主「あー、なるほど。記憶力すげぇな…」
涼「まぁ、割と人の顔と名前覚えるの得意だから」
涼「それで、急にどうしたの?」
主「あぁ、畑をやらないかって言われてさ」
涼「えっ、畑?」
主「うん、文子おばさんのお父さんが昔農業やってたみたで、だけど年齢も年齢だからって引退してからずっと使ってなかったみたいで」
主「文子おばさんも、仕事しながら畑やるってのもなかなか難しくて、もう20年ぐらいは手付けられなかったんだって」
主「そんな話をこの前親父から聞いてさ、文子おばさん家もここから車で5分ぐらいで通いやすいし、せっかくだから休みの日に畑をやってみたいなぁと思ったんだけど…どうかな?」
涼「そういうことだったのね…うん、いいんじゃない?」
主「えっ、マジで?」
涼「…やってみたいんでしょ?」
主「うん…ありがとう!」
涼「ふふっ…貴方、TV見ながらいつも、畑やってみたいって言ってたものね」
涼「それで?私は何をしたらいいのかしら?」
主「手伝ってくれるの?」
涼「もぅ…始めからそのつもりだったくせに」
主「やっぱバレてたか」
涼「当たり前でしょ。これでも一応貴方の奥さんですから」
主「畑やりたいなんて言っても、正直何の知識もないから、なにからどうやって始めたらいいのか全く分からなくて」
主「涼子の実家、農家だったでしょ?だから色々とその辺アドバイス貰いながら一緒にやりたいなと思って」
主「コッチに来る前は実家の仕事手伝ったりしてたんだっけ?」
涼「うん。毎年忙しい時期はお母さんと一緒にお手伝いしてたわね」
涼「ん~でも、アドバイスできる程、そんな大したこと言えないわよ?」
主「そこは、一緒に勉強しながら学んでいけばいいんじゃないか?」
主「俺たちのペースで楽しんでいければ、俺は十分だよ」
主「どこかに売るわけでもないしね」
涼「ふふっ、それもそうね」
涼「でも…その畑、20年も使ってなかったのよね?」
涼「今どんな感じなの?」
主「あぁ、俺も気になっておばさんと一緒に畑見て来たんだ。…こんな感じ」
涼「うわぁ…これは酷い」
涼「雑草だらけね」
主「この黄色いヤツがほぼ一面に広がってて、それに絡まったツルみたいなのもたくさん生えてた」
涼「ツルは…ちょっとこの画像だとよく分からないわね…」
涼「黄色いのは"セイタカアワダチソウ"って植物ね」
主「セイタカ?」
涼「そう。公園の草むらとか川の近くにもよく生えてるんだけど…見たことない?」
主「言われてみれば見たことあるかも」
涼「繁殖力がすごくって、こういう使われなくなった畑なんかにもよく生えてるのよ」
主「そうなんだ」
涼「ただ、繁殖しすぎると逆に自滅しちゃって数が減っていくんですって」
主「…どういうこと?」
涼「私も詳しいことまでは分からないわ」
涼「お父さんがそんな話してるのを聞いたことがあるんだけど…昔は農業に興味なんてなかったから、聞き流しちゃってたのよね」
主「昔はってことは、今は変わったの?」
涼「そりゃあ、毎週毎週日曜の夜に、あの番組を貴方と一緒に見てたら、土にまみれて身体を動かすのも面白そうかもって思っちゃうわよ」
涼「いつもすごく熱心に観てるから、今回の話も本気なんだなって分るしね」
涼「それに…」
主「それに?」
涼「…貴方と一緒だったら、何をしても楽しいに決まってるもの」
主「…ん?なんて言った?」
涼「なんでもないわよ!」
涼「それより!ごはんもうすぐなんだけど、先に食べちゃう?それともお風呂?」
主「あ~、じゃあ先に食べちゃおうかな」
涼「わかった。じゃあ荷物置いて着替えてきて」
主「了解」
主「あ、涼子」
涼「ん~?なぁに?」
主「今日は一緒にお風呂入らない?」
涼「んな…ッ!ど、どうしたのよ、急に!?」
主「嬉しかったから」
涼「嬉しかったって…何が?畑のお手伝いするってこと?」
主「それもそうなんだけど…」
主「"俺と一緒なら何をしても楽しい"んだろ?」
涼「~~~ッ!聞こえてた…の?」
主「バッチリと。でもそんなトコが可愛くて好き」
涼「~もうッ!そんな恥ずかしいこと言わなくていいわよぅ…」
涼「もういいから、早く着替えてらっしゃい。ごはん盛っちゃうからね」
主「わかったわかった!」
主「…で?お風呂入ってくれるの?」
涼「はぁ…まったく…懲りない人ねぇ…」
涼「わかった、わかったわよ。一緒に入ってあげるから…いい加減、着替えてきて頂戴ね?」
それでは、本日の内容は以上となります!
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!
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