大人になっても勉強って大事
大人になっても勉強って大事私は現在独身ですし子育てを経験したことがないものですから、今日の内容は今後の自分への自戒を込めて書いていきたいと思います。
現在、幼稚園~小学生ぐらいの子供たちやそのご家族を相手にすることが多い職場で働いています。
また、私の妹にも子供がいますので、甥っ子姪っ子と触れ合うことが多く、『子育て』だったり『教育』に関わる現場に携わる機会を得られています。
当然、その時に子供のことを叱ったり注意したり怒ったりする場面というのもよく目にします。
教育や子育ての仕方や考え方なんてものは、一人ひとりの子供によって全く異なるので、何が正解で何が間違っているのかは一概に言えるものではないというのは重々承知しております。
ですが、ここでその親に対して疑問に思うことがあります。
「それって本当に正しいの?」
ということです。
これだけだとかなり言葉足らず感が否めないので、順番に整理してみます。
【怒る】と【叱る】は別物だってよく言われますよね。
【怒る】は自分本位で【叱る】は相手を想っての言動である、みたいなやつです。
おそらく、誰もが【怒る】よりも【叱る】ように出来たらいいなとは思っているはずなんです。
でもそれができない。
難しい。
じゃあなぜできないのか?
【怒る】って感情が表に出てきてしまう原因の一つに、「自分の思い通りに動いてくれない」ということがあると思います。
例えば、遊びに夢中でご飯を食べてくれなかったり、お風呂に入ろうといってもなかなか服を脱いでくれなかったりする時に、
・早くお風呂に入りなさい!
・ご飯食べないと○○してあげない
・お化けや幽霊といった怖いものを引き合いに出す
などで、子供の恐怖心を煽ったり脅したりしてこちらの言うことを聞いてもらうように仕向けることって、珍しくありません。
#TVでよく見るヤツ
例えばこれを仕事に置き換えると、上司が部下に対して自分の指示した通りに動いてくれなかったり、ミスをしたことに対して、一方的に「なんでお前はこんなこともできないんだ!」みたいに感情に任せて怒鳴り散らしてるようなもんです。
もうパワハラです。
自分が部下の立場だったらそんな上司嫌じゃないですか。
もし自分がミスをしてしまったら、
なぜミスをしてしまったのか?
どうすれば良かったのか?
今後どうしていこうか?
と、自分に寄り添ってくれる上司の方が当然信用できます。
感情に任せて怒鳴っちゃう人はこれと同じことをしちゃってる。
つまり、怒れば怒るほど子供からの信用を失ってしまって余計に言うことを聞いてくれなくなるような悪循環に陥っている。
こんなことわざわざ言われなくても、やってしまった本人が一番分かっているはずなんです。
こんなこと言いたくなかったのに…って。
この原因としては、「子育てに関する知識不足」があるのかなと思います。
私もまだ勉強中なので、詳しいことは全然わからないのですが…
子どもの成長において、例えば3歳になったら○○のような行動を取る、とか小学校に上がる頃には○○といった考えを持つようになる、とか脳科学や心理学的な面で解明されてきてることって沢山あるみたいなんですよね。
#ソースはホンマでっかTV
そういった子供の行動心理だったり成長過程を知識として持っているだけで、「あ、今ウチの子はこういう成長段階にあるんだな」と子どもの言動をきちんと理解できるようになると思うんです。
多分、不安もあるんでしょうね。
自分の子育てが本当に子どもにとっていいものなのか、これが正しい行動なのか、悪いことをする人間に育ってしまわないかどうか…など。
そこを最新の知識を取り入れてカバーしてあげれば、「良かった、ちゃんと成長してくれている」「今までのやり方で良かったんだ」と安心感を得らます。
もし、自分のやり方が間違っていたら、子供と真摯に向き合ってきちんと頭を下げられる親でいたいな、とも思います。
相手が部下であろうと、自分の間違えを素直に認めて頭を下げる…だけどそれを含めて自分を引っ張って行ってくれてカッコいい背中を見せてくれる…そんな上司がいたら素敵じゃないですか。
上司と部下の関係と親と子の関係ってそんなに違いはないのかなとも思うんですよね。
子供を一人の独立した人間として対等に向き合うのであれば、一人目の子供を持った場合なんて、親も新入生なわけじゃないですか。
当然失敗もするし道を間違うこともあると思いますけど、それを家族みんなで乗り越えていくことが「子育て」でありたい、そんな家庭をを目指していきたい、と自分は考えています。
その為には最新の研究に基づいて得られた正しい知識がないと難しいと思います。
それこそ、自分の親の子育てのやり方をマネしてしまったら、何十年も前の方法論を現代に持ってきてるわけじゃないですか。
普遍的なモノもあると思いますが、まず疑問に思いたい。
それは今でも通用する方法なのか?と。
真夏の部活中に水を飲むな!といった一昔前の常識が、今ではむしろ熱中症予防のために積極的に水分を摂らせないといけない、などと世の中の当たり前って目まぐるしく変わるものです。
子育ても同じで、常に知識のアップデートして情報収集に励むのも親の務めなのではないでしょうか。
それに、子どもの為にと本気で思うなら、どんだけ忙しくても時間を作って、「そもそも子供ってどういう生き物なんだ?」という勉強をやっていきたい。
子育てと真剣に向き合うって、そこからなんじゃないか?って考えちゃいます。
子育てに限らず、社会人になると勉強しなくなる人って多いですよね。
#御多分に漏れず私もそうでした
大学までテストの為に勉強して、社会人になったらようやく解放された!とばかりに全然勉強しなくなる(専門的なスキルが必要な職種は別ですが)。
本来はむしろ、社会人になってからこそが本番というか、学ぶべきことって日常に溢れているはずなんです。
だけど面倒臭がって勉強しない。
私もこの歳になってようやく勉強の本来の楽しみ方を知ることが出来たように思います。
知らないことを知るのって本当に面白い。
知れば知るほどもっと知りたくなる。
だから勉強する。
点数を取るための勉強じゃないから楽しいん
ですよ。
将来の役に立つからとか、就職や転職に有利だからとか、そういうことじゃない。
好きだから・知りたいから勉強するんです。
さかなクンなんかはいい例ですよね。
あの方がTVで魚のことを話してると「この人本当に魚のこと好きなんだな」って誰もが思うはずです。
あれだけ"好き"を貫ければ誰も勝てない。
もしこれから自分が子育てを経験することになったら、その子の「好き」を尊重してあげられる親でありたいなと思います。
実際子を持つ親の立場になったら、これまで書いたことなんて綺麗ごとの一つに過ぎず、現実的にキツイ!なんてことも全然あるでしょう。
だけど、私の中ではこれからも大事にしていきたい考え方の一つなので、忘れないように文章として残しました。
子育てに奮闘している方からすると、これを読んで下さったときに色々と想う所はあるかと思います。
そこは「素人がなんか言ってらぁ」と寛大なお心でスルーしていただけるとありがたいです。
それでは、今日の内容は以上となります!
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました!
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