女性1人だけの職場は危険がいっぱい

1998年4月に雇い止めにされた会社に契約社員として入社し、直前に自己都合退職をした女性の割合が多い部署に所属した初職とは違い、女性社員の比率が1割も満たず、特有の陰湿な環境はないという情報を得たもの、かなり不安だった。

配属先は自宅から片道2時間かかる上、交通が不便な場所に立地している資材置場であり、女性の配属社員第1号であったために毎月起こる #生理 に関すること等、女性だけしかない悩みを相談できる相手がいなかったのが辛かった。

前職を入社するまでの間は同性同士の付き合いが多かったのは勿論、幼少期から実父からの #モラハラ#DV 、同級生の男子からの #いじめ被害 を受けていた上、成人になる前に言葉による #セクハラ を経験した者としては薦めない会社であると言いたかったぐらいだ。

当時の前職の社員の平均年齢が65歳以上の高齢者であり、話が合わずにポツンとしていた私を見かねた5歳年上及び同年代の運送会社から出向で来た2人の #トラックドライバー に声を掛けられ、話の輪に入れてくれた。

職場に慣れてくると #猥談  を振られたり、体の一部分を触れられ、正常な状態で仕事が出来ず、恐怖のあまりに構内中を逃げ回ったことから当時の上司や日勤で出勤した宿直社員に不真面目だと誤解されたことが多かった。

彼らが振る会話の内容が中学・高校時代に受けたものとほぼ一致していたことと重なってスルーすら出来なかったが、諸事情で仕事を干されて投げやりになったことが災いして悪いことを学ぶようになったことも。

又、私が知らない #風俗 用語の意味が解らずに高校時代の友人に相談したところ、彼らに馬鹿にされているということを指摘された。

彼女が言うには、若いうちから厳格な両親がうるさいと言う理由で遊び位行く機会が皆無に等しい私に対し、それに対する免疫力がない世間知らずと言われたぐらいだ。

それが事実だったら仕事を紹介してくれた実父を恨んで退職するか、我慢して彼らとうまく接するかの二択に迫られた。

更に2006年に他界した彼らの上司である責任者と上司がいない隙を狙って #SEX を数回強要されて拒んだものの、コーヒーを奢ると言いつつ、自分の会社のトラックに乗せられた。

何も分からない状態たった私は後部座席に当たる仮眠ベッドに座ったドライバーから鞄を預けられ、シートベルトをせずに足をダッシュボードに乗せて開脚しろという指示をされた。

同僚だったら普通、家族や友人の間と会話する内容を振るだろう⁈

しかも貴重品を入れた鞄を肌身離さず所持しなかったり、助手席のシートベルト着用義務を怠っているいることから空気が怪しくなった。

何気ない会話から始まり突然、着用していたズボンのファスナーを開けられ、性器を触れられた状態で悲鳴をあげて、彼らにその目的を尋ねた。

妻子、パートナーがいるのに被害を受けた私だけでなく、同様なことをされた他の女性達はこんなに悦んでるのか…⁉︎

あまりの恐怖で車から飛び降りたくなり、彼らの上司に助けを求めたくても不可能な状態であり、何も関係のない両親達の前で何もなかったような振りをするだけでも辛かった。

後日、実母からその状況を訊かれありのまま答え、実父が当時所属していた元管理職に話したが、見た限り親しい友人関係だけであるとだと反論された。

一転して先述のような行為がセクハラに該当したことが判明し、加害者の2人を懲戒同然で出向解除の処分をされたのの、その二次障害で心身不調となり、仕事に支障が出た。

その影響で当時の元上司に怠慢に見えたという理由で激しく叱責されて口論をしたことが原因でそれ以後のキャリアに傷をつけられたのは勿論、必然的に現在のような底辺の人生を送っている。

彼ら曰く、監視する者がいない開放感から自分をさらけ出すことが存分に出来たことということによる言い訳が原因で他人に不快を与えるといったことの他に、このような事態が発生しても黙秘せざるを得ない環境で労働をさせたことに対する会社の責任は重大だ。

特に女性社員の割合が少ない会社の場合、先述のことを考慮して人員配置をすべきだ。

ほぼ女性不在で長年働き、友人か皆無に等しい私から言えることは、家庭及び職場外で #ハラスメント 問題に長けている同性の方との情報交換やネット等でそれに関連する情報で理論武装をして、毅然とした対応をや回避することは勿論、それでも無理ある場合は公的機関等を利用して相談することを勧める。








只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。 主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。