見出し画像

HSP気質がある私。


「人よりも繊細で敏感なひと」のことを
世の中では「HSP」と言うらしい。


この言葉はなんとなく、
SNSで見て知っていたけど、自分には縁のないものだと思っていた。


でも、去年の夏
私は仕事で精神的ダメージを受け、
少し鬱っぽくなっていた。
その時に、本屋で何気なくHSPに関する本を手に取って眺めた。


職場で感じていた嫌悪感
ふとした時に感じる孤独感や虚無感
悔しさと苛立たしさ。

他の人にとってはなんてことないシーンでさえも
自分にとってはものすごいストレスで、
小さなことが積み重なって
溢れ出した。



あぁ、わたし、もう、頑張れない。

頑張りたくない。


きっと、ずっと前から
「生きにくさ」みたいなものを感じ取ってはいて、
けれど、それを当たり前のように
「平気、気にしていないし」
と、そんなフリをしながら
ただひたすらに、生きていた。

―「気にしてない」「これは普通」

まわりの人の空気感
現場の雰囲気
コソコソ、ヒソヒソ話
二階の人の足音
恋人の寝息
ニュースキャスターの息遣い
父親が食事をするときの咀嚼音

他の人は大して気にも留めないような、
こんなことが気になってしまい
眠れなくなったり、イライラしたり。
「自分は変なのかな」
と、どこかで思っていた。

けれど、HSPのことを知って、
自分のことがなんとなくわかった。

医療機関で診断を受けたわけではなく、
ネットでできる
簡単なHSP診断をしてみたら
HSP度が「中」と出た。
50問くらいの簡単な質問に答えていっただけだけど。
けれど、この50問の質問が、
自分を知る機会をくれた。

繊細で敏感に感じ取ることができる私にしかできない、
気づけないことだって
プラスになることだってきっとある。


辛いこともあるけれど
顔を上げて、前を見て

ちょっぴり肩の力抜いて



「生きにくさ」を感じる日々でも
自分を大事にしていこう。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?