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訪問活動してきました

バスに乗る機会が増えてきた京都コレカラのメンバーです。

家庭訪問をしてきました。
3月下旬から引きこもり支援に携わるようになって
初めての訪問活動でしたのでちょっと緊張しましたが、
楽しくお話を伺う事が出来ました。

当事者の方に、引きこもりとなった原因や理由、
現在の体調や今後への思いなどを聞きました。

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お話の中で印象的だったのは不適切な薬を処方され、
体調不良となり10年程してようやく普通の状態に
戻ってきたというお話でした。

多くの場合、1人で悩まず誰かに相談した方が良い。
何処かに頼った方が良いと言われると思います。

確かにそうだと思うのですが、誰に相談するか、
何処に助けを求めるかによっては、逆に症状が悪化したり
別の問題を引き起こす危険性を感じました。

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本来、誰に相談しても何処に助けを求めに行っても当事者の
手助けになる事が求められる訳ですから、
相談した相手が悪かったと運不運で片付けて良い問題ではない筈です。
自戒の意味でも人と関わる責任の重さを感じました。

また、別のお話で印象的だったのが、向上心や責任感、
使命感が時として自分を苦しめる事になるという事です。

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しんどいなら休めば良いと思える人は大丈夫なのですが、
お伺いした方は責任感や使命感、向上心のある方で、
しんどくても無理して頑張ってしまった結果、蓄積されたダメージは
大きな負担となり自分を追いつめる事になってしまったと…。
なんとも難しいです。

あれこれ1時間ほどお話を伺ったのですが、私と年齢が近く、
猫が好きという共通点もあり、しかも同じ猫のYouTubeチャンネル
を見てる事も分かり、話しやすく楽しい時間となりました。

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初の訪問活動でしたが、
これからも頑張って行きたいと思います。

引きこもり支援へのご理解とご協力をお願い申し上げます。

2021年の春。ひきこもりの当事者団体「京都コレカラ」を立ち上げました。仲間づくりだけでなく当事者やご家族の支援・サポート・応援が出来ればと思っています。宜しくお願いします。