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 自分が変わる方が早い

 志が高いというのはとても素敵な事で、見習わなくてはと思う気持ちも起こります。「こうなりたい」とか「こうありたい」ビジョンが明確な人は自分の向上心の源になる場合も多い。


 しかしながら社会を変えるってそんな簡単な事ではない。起業された方のお話や政治家に立候補された動機など見るにつけ、1回だけだとすごくいい事に聞こえた。2回目読み返すと「?」と思う事があったり。


 志は立派で練られたエピソードの中に、私利私欲が見え隠れすると途端に白けてしまう。そんな事が頻繁に起こります。社会貢献のようでいて、実は自己救済。


 自己啓発を装った信者ビジネスに通ずる怪しさが隠しきれないのです。社会問題が多すぎて、行政も手が回らない。当事者に解決してもらうというのも、一つのやり方だとは思います。


 ただ全て当事者に任せると、その人達が単なる利益団体になると困る。上手くバランスを取りながらお金もかけずに運営できる人が一番なのだけれども・・・。でもすぐに現れないです。いきなりすごい人は。


 政治家になる人も自分と似たような人しか相手にしない。そういう傾向が進んでいませんか?あまりにも振り切られた政策やられると困る。有権者が必ずしもそんな政策を望んでいない。もう全国あちこちで起こっていると思う。


 おそらく特定の支持者の話しか聞いてない。票田になってくれるなら、耳を傾けましょうかというスタンス。実生活との歪みというか乖離が凄まじい。結果どこ向いているのかもわからなくなって、誰にもプラスになっていないような事態に・・・。


 税金の無駄使いっていつもそんな事の繰り返し。しばらくしてまた別の人が出てきて同じことを繰り返す。きつい言い方ですが、自分のしんどさは自分で救済したらいいのに・・・。最近そんな事をよく思います。


 気の合う人を見つけたり、自分の貯めた貯金で会社起こすなり。仮に社会貢献目的であったとしても、補助金目当てで見切り発車してもしんどいだけ。その人がやりたい事って、本当にそういう形でしか実現できない?他にもやり方がないかもう一度考え直してみたら。


 誰かを変えるとか社会を変えるより、自分が変わる方が一番手っ取り早い。ストレスも少ない。大きなことを成し遂げるには、勉強もお金も応援してくれる人の存在も必要。


 下積み無しで夢だけデカいと潰れてしまうよ。


 


 

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