バイキング形式のお食事
朝食が豪華な宿は、TVで頻繁に特集されますね。そういうブームなんでしょうか。バイキング形式でいろんなものが、ちょっとずつ食べられる。新しいホテルの売りかもしれません。
ただ私は朝食ガッツリ食べられてる方あまりお見かけしたことありません。ほどほどの量を食べて、早めに切り上げられてる方々が多いような・・・。
そう旅先での朝ごはんってあまりガツガツいけません。なんてったってアウェーですから。おしゃれっぽいホテルになればなるほど、宿泊客側も気づけばお澄ましモードに。ホテル側もバイキングって利益率高いんじゃないかな。
それがホテルの作戦なのでは、とも思います。ホテルで朝ご飯を食べてチェックアウトしても、まだ行くところは何か所も残っている。あまりお腹をいっぱいに膨らませたら、道中腹痛になっても困る。様々なことを考えあぐねた結果、ほどほどの量で手を打つ。みなさん大人ですから。
私見ですがあまりに多くの食べ物を並べられると、人というのは思考回路がショートするのではないかと。起き抜けに多くの選択肢を与えられても、いつもの朝食と変わり映えしないものをつい習慣で選んでしまう。おやおやまんまとホテル側の術中にはまってしまいましたね。
バイキングを朝食にするいうところがポイントですよね。昼は皆さんもっと冷静に食べるものを選べるはず。観光業界もいい作戦を思いつきましたね。ところが知り合いに「朝のバイキング全然余裕で食べられる」という強者を発見しました。
パンもご飯もちょっとずつ食べたい。どんな料理も少量ずつ何種類も楽しむ派だとか。楽しげな雰囲気から察するに、その人にとってバイキングは一種のアトラクションなんだと思います。食べることも並ぶことも選ぶことも、すべて消費行動に含まれている。
そういう楽しみ方もあるのだなぁと目から鱗が落ちる思い。行列に並んで流行りのスイーツを買うのも同じ心理でしょうか。私は小さなホテルでおばちゃんが味噌汁とおにぎりをすっと出してくれる。そういう素朴な朝食も好き。ほっとする旅先の朝ご飯の一つです。
こんな記事を書いていながら連休中には旅の予定なく、またどこかに無性に旅に行きたくなってきました。
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