選挙とSNSについて

「トランプさん起訴されるたびに支持率が上がっている」などというニュースを見て驚きました。起訴されるって相当なのに、むしろそこから更に熱烈な支持者が現れる。一体どういう事なんだろう？もしやトランプさんに自分自身を重ねているのだろうか。


　支持者が過激になって暴徒化したり、以前の大統領選でも問題になったはず。あんなニュース見て、何が若者たちをそこまで駆り立てるのか。複雑な気分になりました。


　野放図というか地獄絵図のように見えなくもない。異様な光景が連日報道され、ずっと対岸の火事だと思っていたら、日本も大して変わりませんでした。日本でも政治家がらみのスキャンダルが、毎日報道されて何が何だか。


　もう選挙とSNSって切り離した方が良いんじゃないか。SNSはアグレッシブになったり、情緒が不安定になったりする副作用あるでしょう。はっきりした効果は研究されてなくても、なんとなく多くの人がやりすぎは良くない。うすうすわかってきた段階に入ってきたところ。


　選挙って大事なことですし、そこに関してもうSNSを使って欲しくないな。SNSをつかった選挙活動を禁止する法案作って欲しい。私はずっと思っていました。なかなか実現しそうにはなくても、こうやって声を上げることも必要ですよね。


　選挙期間中に、おおおっぴらに「○○さん私〇票確保できます」などと支持者と思しき人からリプ貰う。こういうのってどうなんだろう。自分が優位に選挙を進めてると印象付けるって結構罪深くないですか？


　「あれ確かこの人達ってしがらみのない政治を、目指してたはずじゃなっかたっけ」とつい考えてしまう私。どちらかというと組織的な癒着を嫌う側だったような・・・。


　いちいちこんな事を覚えている私も私ですが、選挙ってお祭り騒ぎじゃないだろう。世間ではよくある個人をつるし上げて、モンスター扱いします（特に政治家）。でもこうやって熱心に応援してんだか遊んでるんだか分からない支持者も相当ヤバい。どっちもどっちな気もする。


　モンスター政治家の裏には、モンスター有権者やモンスター後援会も必ずセット。そういう人を世の中に送り出す土壌がしっかりあるということでは。そういうニュースを聞くにつけ、悲しくなります。


　SNSを統括する外国のお偉いさんが「日本市場を重視する」なんて発言を聞くと、日本人はコントロールしやすいから、物を売ったり流行らせたりが簡単。若干そういうニュアンスに聞こえる。日本人はSNSの悪影響をダイレクトに受けやすい人種なのかも。ものすごく心配になりました。