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都会の優しいサービス

 先月だったか新聞に素敵な記事が載っていました。今年も引き続き猛暑ですから、都会にお住いの高齢の方が外出先でしんどくなった時、調剤薬局で涼ませてもらう。そんなサービスを始めたとか。お茶を出してもらい、しばし薬局でクールダウンしてまた家路につく。憩いの場としての調剤薬局の役割が、今再び注目されたようです。


 かかりつけ調剤薬局って大事ですね。お薬手帳で投薬を把握してくれているのなら、安心といえば安心。思えば昔懐かしの個人調剤薬局って、すっかりなくなってしまった。それでも形を変えて、そういう役割を担ってくれているのはありがたい。


 近いところにそういう場所があると、なんと心強い事でしょう。最近の若い薬剤師さんはソフトな方も多い。新しい取り組みが上手く作用すれば、お年を召した方の些細な体調の変化にも薬局で気づきやすいかもしれません。その内調剤薬局に看護師さんが配置されるような未来もあり得るのでは。


 これからもきっと医療費削減の流れは加速していくと思う。見落とされがちな弱者に、目配りして頂けると助かります。私もこれから若くなることはなくて、年は取るばかりですから。熱中症に限らず、身近な薬局が自分たちにとって大切なセーフティーネットになりえる。そんな予感がしています。どこかときちんと繋がっていれば、九死に一生を得た。なんてことはなきにしもあらず。


 持つべきものは世話焼きかかりつけ調剤薬局?。昭和の古典的なお節介。そういうものに親しみを覚える世代も、またじわり増えてきているんじゃないかな。


 


 


 


 


 


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