大人になって、時々恥をかくのも悪くない

たまにひゃっとする事が増えました。覚え間違いや知識不足から人前で恥をかく。でもこういう経験があるから、また気合が入るような気もします。若い時ならば、許される赤っ恥。それが至極スタンダートな考え方だった。


　私もずっとそう思ってました。恥をかくことは、若者にだけ許される特権。でもこの頃少しずつ考え方が変化していくのを感じます。知らないから調べようという素直な気持ちもいつしか芽生え始めました。


　いつまでも青2才な自分を恥じつつ、新たな事に対して意欲的に挑戦しようという気にもなるものです。これからもきっとどこかで赤っ恥をかきながら生きていくんだろうなぁ。そう思う事も増えました。



　生き恥をさらすなんて、もう死語かもしれません。生きていくっていう事は、多かれ少なかれ恥をかきつづける事かも。今日もどこかで冷や汗をかき、その場を何とかやり過ごすのかしら。



　ネットが普及して以降、誰でも多くの情報を一気に自分の中に取り込めるようになりました。勝手に何でも知っている気になっただけだった。しかし社会に出れば、通用しない事ばかり。


　きっと耳年増になっていただけでした。30を超えても出来ない事や知らない事そして知ってなくちゃいけない事が多すぎる。そしてまだまだ半人前な自分に気づかされます。



　物覚えの悪くなった脳をフル回転させて、今よりもうすこしまともな大人にならなくては。これからも社会人修業中。