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月と太陽

 芸能人カップルで、夫婦が同じジャンルだと上手くいきにくい。お互い役者さん同士だとライバルになってしまう。同じ芸能界でも違うジャンルの方が、まだうまくいく。そんなジンクスがありました。


 「女優さんの性格は男っぽい」としばし評価されがち。女性の社会進出が進んだ今、冒頭の話は芸能界に限らないと思う。同じ職種や業種だと、どうしても夫婦間で気になる面はあるでしょう。配偶者の方が評価されると、自分だって負けたくない。そんな気持ちが芽生えても何ら不思議ではありません。


 夫婦関係を月と太陽にたとえて「どちらも太陽ではやっていけない」と揶揄される。どちらとも月でもまた上手くいかない。夫婦関係とは難しいものですね。


 月が良い太陽が良いとか単純な話ではないのですが、世の中には「太陽の生き方しか出来ない」人もいる。そういう生き方の方が性に合っている。自覚のある人は月の生き方をしてくれる人と一緒になられたら、と思います。


 たまに多様性といいながらも専業主婦の方を叩いたりするのも違和感を感じる。夫が太陽的な生き方を望むから、妻が月になった場合もあるのに。逆もまた然り。望んでそうなったばかりじゃない。結果そうした方が上手くいっただけもあるんじゃないでしょうか。


 自分がどちらのタイプか早い段階で理解するのは結婚するのに重要だと考えます。理想は月と太陽もフレキシブルに入れ替えられること。ただ口で言うほど簡単ではないんだよなぁ。


 どちらかが仕事で当たっている時に、片方はすっとサポートにまわれる。余裕のある家庭ならいいのだけれど・・・。サポートというのも大事な仕事。上手く役割をスイッチ出来れば、お互いストレスを感じにくいかもしれません。


 もしかしたら月でも太陽でもない第3極な人もいるのでは。そういう人が世の中にいても良いんじゃないかとも思います。



 

 


 

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