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男性の育休制度について

 男性の育休にまつわる本を読みました。実際に育休取った人の経験談のはずなのに、正直あまり参考にならず微妙な内容。この方は一体何のために育休を・・・。と思しき記述がチラホラ。最終的には妻に感謝で片づけていて、あまり意義のあるものになっていない感じでした。


 でも実際こんなものかもとも思うんですよね。元々家の事に無関心な男性が、子供生まれた瞬間に家事をてきぱきこなせる訳でも無し。それに男性の育休も、それほど長くとれない感じ。育休取得した間の給与って、どうなるんだろう?と疑問に思います。


 やはり普段の何割かに減らされるんでしょうね。育休期間の問題も金銭的な問題も、まだ課題は山積みですね。会社側もおそらく抜けた人手を確保するのに苦心するでしょうし。


 初めての出産でお母さんが産後うつにならないようになど、そういうご夫婦にはとても良い制度だと思います。他にも3人目の出産で上二人の子供のケアはお父さんに任せたなど。きっちり夫婦で役割分担ができているのなら、上手く回るでしょう。でもお母さんが生まれてきたこの子は「それほど手がかからない」と判断した場合、父親が予定より早くに職場復帰する。そんな選択肢があってもいいんじゃないかな。フレキシブルに会社側も対応してくれたらいいのだけれど・・・。今の日本では「前例がない」ばかりでいろいろうやむやにされてしまうから

 
 夫の給料が減ると、きついご家庭も多いでしょう。そういう所も含めて、ご夫婦でそれから夫の勤務先ともよくご相談されてみては。男の育休をやたらメディアが、ファッショナブルに扱うのは微妙です。育休に入る前に夫に出来て置いて欲しいこと。妻サイドからしたら、たくさんあるんじゃないか、なんて思ってみたり。


 見切り発車で男の育休制度を作っても、多分子供は増えないと思う。夫の育休がきっかけに育休離婚などならないようにも、まだまだ議論して詰めていく事も必要ではないでしょうか?


 今から育休取りたい、もしくはこれから取るであろう男性達の為にも、色んな選択肢を選べるようにしてほしいですね。


 

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