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マニピュレーター の隠された攻撃性に振り回されない方法

人を精神的に追いつめ、心を操作しようとする人がいます。
一見すると、きちんとしていて、穏やかで、悪びれた様子はうかがえない。
ところが、その素顔は全くの別人。
徹底的に相手を追い詰める残忍さを持ち、自分のいいように話を組み立て、巧妙に人を操ろうとする。
このような人を「マニュピレーター」といいます。

・・・どうしてこの人はこんなことをするのだろう。

被害にあう人は、どうしても相手の本性が理解できません。
一方的にいたぶられ、傷つき、ただ悲嘆にくれるよりほかないのです。
そして、挙げ句の果てには「自分に問題があるのでは?」とさえ思い始める、大変危険な関係に陥っていくのが特徴です。

最近、マニュピレーターの被害者からの相談が多く、きっとこれは氷山の一角で、実際は果てしなく多いのかもしれない。
そして、状況が理解できないまま、苦しんでいる人がたくさんいるのでは…と思うと胸が痛みます。

まずは、自分の身に起きていることを客観的に捉えてみること。
そして、大急ぎで知識を手に入れ、マニュピレーター の人格特性を理解できれば、問題のカラクリが解け、向かうべき先が見出せるようになるかもしれないと、伝えてあげたいです。
今もマニュピレーターとの関係に苦しんでいる方に、少しでもお役に立てればと思い、記事を書くことにしました。

被害に遭いやすい人の特徴

奴隷

人を奴隷のように扱い、操作しようとする狡猾な人の餌食になるなんて、絶対に嫌だと思いますよね?
ところが、マニュピレーター は、何もテレビや映画で見る怪物ではありません。
意外にもマニュピレーター は、職場・友人・家族など、私たちの身近に潜んでいるのです。

では、一体どういう人がマニュピレーター の被害に遭いやすいのでしょうか?
調べていくと、興味深い共通点が浮かび上がってきます。

とても良心的で、責任感があって、義務感に縛られる傾向がある、真面目な人がターゲットになりやすいことが見えてきます。
そして、依存的な人。
苦労が多い人生を歩んできた人は、敏感で、且つ自分でなんとかしようと粘り強さを持つので、心細さと辛抱強さを持ち合わせています。
当然、マニュピレーターはそのことをよくわかっています。
わかっていて、あえて近づいてくるのです。
そして、その良心や責任感をうまく操作して、支配関係を築いていきます。

泥沼にはまっていくカラクリ

縛られた関係

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