イノベーションの嘘とホント
世の中はイノベーションが大ブーム。
でも勘違いしている人が結構いる。
そもそもイノベーションは
価値観がひっくり返ることを指す。
大衆は全く気づいていないけど
本質を突いているから
みんなが欲しがる。
常識的な人からは
決して生まれないシロモノ。
努力で生み出せるものでもない。
それがイノベーション。
まわりの目なんか気にしない。
堂々と我が道を行く
すべて真逆の反逆児を面白がる
という環境を与えられた時に
産声をあげるんだ。
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ビジネスの世界では
経済の失速を打破したくて
あれこれ考える。
そこで目をつけたのがイノベーション。
頑張れ!
イノベーションを起こせ!
顧客ニーズを掴むんだ!
う〜ん。
でもおかしいと思わない?
そもそもイノベーションって
価値観をひっくり返すわけだから
顧客ニーズを掴むという時点で終わってる。
顧客ニーズに上がってこないけど
実はみんなが欲しくてたまらないもの。
これを言い当てなくちゃ。
誰も気づいていない
大衆すら気づいていない
隠されたニーズを掴むの。
それが出来る人なんているのだろうか?
いる!いる!
私たちのまわりにもいるよ。
それが出来るのは
現実離れした感覚を持つ芸術を愛でる人で
それを理屈で言い当てられるんだ。
もし見つからないよと思うなら
才能をひた隠しにした
『アイツはダメだよ』
と思い込んでいる人の中にいるのかも。