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「レム睡眠を活かす」 ベストセラー作家の箴言集より

うつになってから生活リズムが乱れてよくありません。

夜はなるべく強制的に睡眠薬で寝てしまえばよいのですが、「まだ今日はやるべきことができていない・・・」といった日は、頭がモヤモヤするまで粘って作業を続けてしまいます。

例えば、昨晩でいえば「noteを更新してない」から。
せっかく連続10日更新だったのに。
ネタを候補からしぼれず、まとめられず、結局眠ってしまいました・・・。
(更新記録もストップ、残念)

そして、朝起きてみると、おっ、頭スッキリで何だか頭脳明晰。
書くネタも全く別のことが浮かんできました。
それがこの、「レム睡眠を活かす」です。

「こうやって、考える。」PHP研究所 著者:外山滋比古
ベストセラー「思考の整理学」で有名な外山先生の本。
「発想力や思考力を磨くヒントになるような箴言集(しんげんしゅう)を、これまでの著作から抜粋して作らせてほしい」との申し出で2017年に出版された本です。

レム睡眠を活かす
翌朝になってから日記をつける方がよい。一晩寝ているうちに、頭の中の整理ができる。レム睡眠という眠りがあって、頭はその間に働いて、それまで頭に入ってきた、もろもろの知識、情報、刺激などがここで分別される。保存すべきものと、そうでなく処分した方がよいものとに分け、大切でないものを忘れる。レム睡眠は一夜の中で何度もおこるから、整理はかなり入念に行われることになる。朝目覚めたとき頭がすっきりしている感じになっているのは自然である。
                     『「マイナス」のプラス』

「こうやって、考える。」PHP研究所 著者:外山滋比古

まったくその通りで、目が覚めると、自然とこのネタを書くことが浮かび、
コーヒーを1杯飲んだだけて、カチャカチャとキーボードをたたき始めました。

ちょっと補足しておくと、脳と体の両方を休ませる「ノンレム睡眠(眠りの深さにより4つの段階にわけられる)」と、
脳波活動は活発で、記憶の整理や定着が行われる「レム睡眠」を約90分のサイクルで繰り返しているらしいです(これは皆さんご存じでしょうけど)。

夢を見るのもレム睡眠の方で、レム睡眠からは寝覚めもよい。
確かに、朝に夢から覚めた寝覚めは、頭がすっきりしています。
逆に、夜中に悪夢から強引に目を覚ます場合は、呼吸も乱れてて最悪ですよね。うつの症状がひどいときは、そんな毎日でした。

と、頭がスッキリしてたのでここまで一気に書けてしまいました。
レム睡眠は効率アップにもなりますね。
「昼寝」の効用なんかもあるらしいですが、それはまたの機会に。

以上、「レム睡眠を活かす」を実感したというお話でした。


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