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シャルルドゴール空港

日本へ帰る際にシャルルドゴール空港を使った。

電車(汽車?)の乗り方に不慣れだった僕たちは、切符の自動販売機の前で

買い方に手間取っていた。

すると、親切そうなおじさんが、2枚切符を買ってくれた。

その光景を見ていたもうひとりのおじさんが、キレて話しかけていた。

フランス語のやり取りはよく分からなかったが、どうやら僕らのカードで

必要のない切符まで購入し、換金するという詐欺だったようだ。

これに気が付いたのは日本についてからだった。

それは、さておき空港に到着した。

ついたのが、夜だったためか空港は静かだった。

羽田のような開放感はなかったが、きれいで洗練された空港だった。

保安検査を済ませ、出発ロビーでビールを飲んでいた。

そろそろ、搭乗時間だ。

なかなか、搭乗手続きが進まない。2時間くらいたっただろうか。

一度乗客は全員、保安検査場の手前まで戻るように指示された。

先輩と一緒に引き返そうとすると、武装した人達(警察?)に、

僕だけ違うほうへ来いといっていた。この人は英語が話せていた。

銃を持った人たちに囲まれて、みんなとは違う方向へ歩かされた。

目の前の机の上に、段ボールと電極でつながれた羊羹みたいなものが

二つ。

「これは、お前のか?」

的なことを聞かれたので、

「ナウン」

と答え、手振りでも自分のものではないことを示した。

すると、保安検査の前の廊下に開放された。

後に、判明したのは機材の整備中に羊羹みたいなものが見つかって、

爆弾を仕掛けた犯人を捜していたようだった。

その後1時間ほどして、搭乗し無事に機体は飛び立った。

完全に爆弾でした。

スマホで撮影する余裕はなかったなぁ。

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