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失敗しない質問の方法

講演会やセミナーで講演者に質問する時って怖いですよね。
かくいう私も怖くていつもビビってます。でも、怖さの正体は何でしょう?

・トンチンカンな質問をして笑われるのが怖い
・自分の考え・主張がバレてしまうのが怖い
・「さっき言ったやん」って思われて空気を悪くするのが怖い

そんなあなたに良いお知らせです。
質問で失敗しないためにはちょっとした工夫が必要なんです。
聞くと当たり前なんですが、教えてもらう機会がないので実行できていない人が多い印象です。

今回の記事では、コソッとあなたに共有しますね!

講演会での質問は
・質問を通して知識が定着しやすくなります。
・質の高い質問は登壇者も喜んでくれます。
・講演会の思い出ができます(笑)。
まさに良いことずくしですね。どんどん質問して講演会を活用しましょう!

今回は講演会に臨むうえで、質問する時に抑えておくべきポイントを3つまとめました。ご参考にしてください。

※コロナ禍になった後に流行したZoomなどのウェビナーでもご紹介する方法は有効でした。ぜひ試してみてください。

事前準備でやること

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講演会に参加する前に必ずやるべきことがあります。いわゆる”予習”です。この準備で講演会の70%を履修したと言えます。

講演者の考えや発信内容を事前に確認しましょう。具体的な方法は講演者の過去の著書やネット検索でインタビュー記事を読みます。予め講演会で聞きたいポイントのアタリをつけておくのが良いです

講演会の進行中はずっと集中して聞いていると疲れますよね。事前確認によって集中すべき箇所と気を抜いても良い箇所がわかります

講演者の考えや発言内容の解像度が上がります。次の章で説明するあなたからの質問に厚みが出ます。講演者は質の高い質問をしてくれると喜んでくれる可能性が高いです。

2.予習の段階で質問を考える

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講演が始まる前の予習の段階で、質問事項を考えておきましょう。
事前に質問を作ることで、質の高い質問を作るのです。
用意する質問は10個くらいが良いです。

<なぜ10個が良いか>
・講演中に質問したい疑問が解消できてしまう。
・自分以外の人が同じ質問をしてくれる。
・時間が余って質問の時間が長くなると、たくさん質問できる。

講演中に用意した質問・疑問が晴れることがよくあります。
そのため、聞きたいことは多めに用意しておいた方が良いです。
まれに、講演時間が予定より短くなり質問タイムが長くなる場合があります。その時に用意した質の高い質問をたくさんしましょう!
あなたも嬉しいし、講演者も嬉しいし、主催者も嬉しい。まさに三方良しです!

3. 質問タイムは対話の場

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質問タイムに入ったら、いの一番に手を上げて最初のご指名をもらいましょう。質問タイムに移る瞬間に手をあげたくてソワソワしながら司会者や講演者に静かに、でも前のめりにアピールしましょう(周りへの迷惑はもってのほかです!)

ひとり目のメリットはとてつもなく大きいです。

<ひとり目のメリット>
理由1. 講演者や聴衆者に覚えてもらえる

ひとり目が与える影響は大きいです。
ひとり目はその場の全員が覚えているのですが、ふたり目以降は例外なく誰も覚えていません。

理由2. 場の主導権を握りやすくなる

ひとり目が覚えられていることと関係が深い話です。全員に覚えてもらえているからこそ、自分のペースで行動しやすくなります。
例えば、
・続けて別の質問をする。
・ちょっと脱線したジョークを交えた質問もできる。

自分のペースで議論できる空気ができると焦らずに発言できます。変なプレッシャーもないので、質問のパフォーマンスも上がるでしょう。

逆にふたり目以降に指名されると、主導権が握りにくくなります。
思った以上に大きなハンデになるので必ずひとり目として質問できるようにアピールしましょう!

終わりに

いかがでしたか?
3つのポイント実践すれば、冒頭に質問することへの怖さがなくなります。

・トンチンカンな質問をして笑われるのが怖い
・自分の考え・主張がバレてしまうのが怖い
・「さっき言ったやん」って思われて空気を悪くするのが怖い

質問も能力のひとつです。

・自分の理解を助ける。
・講演者や主催者も活発な議論ができることを喜ぶ。

結果として、講演会全体の雰囲気も良くなります。
講演会自体、講演者も聴衆もプレーヤーです。積極的に参加しない手はありません。

どんどん質問することで、あなたの成長と講演会の成功を導くプレーヤーになりましょう!!

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