プロフィールに関わる話①
今回の広島滞在で、久々に訪ねることができた
(有)面迫養鯉場(おもさこ ようりじょう)
修士の学生だった二年間アルバイトとして
修士課程修了後に社員として約三年間勤めた会社
※"約"と付けたのは、3月に大学院を修了してから9月末までの半年間、就職に猶予をもらったから
釣りに没頭したいからという理由で
一ヶ月バイトをさせてもらって、二ヶ月釣りに行って
また広島に帰って来て一ヶ月バイトをさせてもらって、また二ヶ月釣りに行って
結局、そのときの釣りの目標は達成できず
ようやく目標とした魚を獲ることができたのは、実に八年後
それがFacebookプロフィール画像の魚(ロウニンアジ、GT)
まぁ、それは置いといて
それほどまでにオレのことを受け入れてくれた会社、面迫Family
それまで家族だけで会社をやって来たところへ
初めて社員として入って
お互い手探りだったのは間違いないと思う
今は社員も増え、規模もどんどんと大きくなっていて
すごいと思うし、嬉しいし、まだまだ先を見据えているだろうと思う
オレにとっては
面迫養鯉場で働いた経験が
間違いなく、今対馬で仕事をする上で大きな糧となっている
”鯉屋”というより“何でも屋”としての田舎スキルを磨いたこと笑
田舎で働くこと(地域ビジネス)の良さ、課題(会社としての経営面と自己実現や生活面)を日々考え、感じたこと
田舎に居ながら、日本全国、さらには世界を相手に商売ができること(一応書いとくと、錦鯉って海外の方に人気なんですよ、というか主市場はもはや海外か)
それは、オンリーワンのクオリティを求める人が居るからこそ可能になること
小さな規模の会社で働くのが性に合っていること
当時色々と考えた事が今の価値観を形作っていることを強く感じているからこそ
訪れたくて、色々と話をしたかった
ずっと家族同様に扱ってもらったのがとても嬉しくて
社長の奥さんのことは今でも、お母さんと呼んでいるし
そのお母さんは今でもオレの将来を心配してくれているし
給料を全部オレに渡すと全部使ってしまうからと
(半ば強制的に笑)財形貯蓄のような形を取ってくれ
その貯蓄があったから面迫養鯉場を辞めたあと博士課程に進学できた
博士課程在学中は研究に打ち込むというより(打ち込めよ笑)
人生で優先すべきこと、大切にしたいことは何か
そのために犠牲にするものの線引きをしたり
自己主張をどれくらいするか、自分のために生きることの大切さ
そんなことをじっくりと考える時間に充ててた気がする
今回の面迫養鯉場訪問の後
色々と思い出しながら、頭を整理していると
全てがオレの今につながっていることを再認識し
オモロイ人生を送るために日々生きたいという思いがさらに強くなった
だから明日から仕事に打ち込もう
なんてことはやっぱり思わなくて
自分に今できることをやる
そして他人が呆れるくらい精一杯遊ぶ
楽しいことを考える
オレはこんな人間です
良き人生を
広島へ行く時には、また面迫へ帰ります
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