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飲食店のビジネスモデル

福岡県の糟屋郡篠栗町(かすやぐんささぐりまち)というベッドタウンで「欧風食堂オッタントット」という洋食店を営んでいます。
お疲れ様です。

さて、お盆が明けたというタイミングですが、福岡県はまた緊急事態宣言が出されました。
いつまでおんなじ事やんねん…という感じですが、まぁ仕方ないですね。今年いっぱいはもうあきらめモードです。
それに加えてお盆の前から秋雨前線の影響で雨が続いていますね。日本中に被害が出てるようですが皆様の住む地域は大丈夫でしょうか?
福岡は南部に被害が集中してしまっていて、福岡市や僕の住む糟屋郡などはそれほどひどい被害はありませんでした。
被災された方にお見舞い申し上げます。

そんな感じで「長く続く雨」「まん防の中でのお盆」「結局の緊急事態宣言」などなどありまして全く人が動く気配がありません。
町はいつにも増してガラーンとしてます。
お昼もランチに来られる方は少なく、テイクアウトもそれほど多くなく、夜は営業時間の短縮やお酒の提供が禁止されているのでガラガラ。
最悪ですね。暇なので色々と考えている中で飲食店のビジネスモデルについて考えてみました。

これまで飲食店経営というのは居酒屋さんなどが代表的ですが「薄利多売」の世界ですね。
とにかくお客さんをぎゅうぎゅうに入れて、さらになるべく回転させて、料理は安く提供しつつお酒の売上で補填するみたいな。

このビジネスモデルはコロナ禍においては無理ゲーですよね。お客さん詰め込めません。お酒出せません。お酒出せないとお客さん来ません。

こうなると街中の大箱のお店なんかはやって行けないですよね。家賃や人件費だけでかなりの費用がかかりますから。逆に郊外の小さな個人店だとその点のリスクは低いですね。ちなみにウチはそっち側です。
その上でスタッフも最小限で回せて、高単価の商品を持っていて、なおかつ高単価商品を買ってくれる顧客を抱えている。というのが理想的です。ここを深掘りしてなんとか改善していきたいところです。

テイクアウトも良いですがどうしても値段設定を低くしがちですし、数をこなすのも大変です。利益率も低いので疲弊します。ホントに心身ともに疲れてしまうんですね。

今のいわゆるコロナ禍においてもそうですし、今後も新たなウイルスが猛威をふるう事も無くはない。そんな状況なので特に小規模の個人店はお客さんを詰め込まなくても回っていくビジネスモデルに変わっていかなければいけないと思っています。
「けんすう」さんが過去に言っていましたが「値段を倍にしても5割のお客さんが来てくれたらトントン」なんですよね。
バランスが難しいなぁと感じますが、頑張って乗り越えていきましょう。

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