日記_#15_好きなことで食べていきたい(が!)

1.今日の進捗


 1万字減らしたり5千字増やしたりもうあかんことになっている。本当に助けてほしい。道筋は見えているけど、納得のいくレベルまで持っていける時間と自信がない。成果物に対して、期日に間に合わせることよりも自己満足を求めてしまう。これが私が社会人をうまくやれていない理由です。殺してくれ!! 頼む!!!

2.今日のごはん


⚫︎朝:牛きのこ鍋の残り
 昨日の晩ごはんがちょっと残っていたのであっためて食べた。そうするとまた爆裂腹痛に襲われた。もしかして舞茸か? 調べると人によっては腹痛の原因になるってネットに書いてあったし。嫌すぎる。私舞茸好きなんだけど。大人になってから食べられるものが増えたけれど、食べられないというか食べたら体調が悪くなるものがあることにも気づきつつある。舞茸の他だとキウイがそれ。口の中がめっちゃイガイガしてこめかみのあたりから間欠泉のように唾液が湧いてくる。

⚫︎昼:回転寿司
 恋人が食べたいと言ったのでついていくことにした。でも私は4皿しか食べなかった。4皿!? 少なすぎる!! 私の回転寿司アベレージは10皿だということを鑑みると偽者ですか? というくらい少ない。チマ……チマ……とお上品には食べられたけれどむなしさがすごかった。食べる時には体裁とか外面とかを気にせず思う存分“やる”ことがおいしさの秘訣なのだと思う。

⚫︎夜:まだ食べてない
 今18時過ぎ。18時半から恋人に30分ほどの用事が入っているので、それが終わってから食べる。何食べたい? と聞かれたので何も考えずに「ドーナツ」と答えたら爆笑された。ええやん、ドーナツ。普段どっちかというと好んでは食べないけど、今はなぜか無性に食べたい。粉砂糖かかったやつを4等分くらいにして、家にあるシナモンをめちゃめちゃにかけてコーヒーを飲みながら食べたい。

3.今日の日記:好きなことで食べていきたい(が!)


 いつもこの日記は22時とか23時とか寝る前に書いているのだけど、今日はまだ日も沈んでいない時間に書いている。これはつまり、今日は徹夜を覚悟しているということです。どうにかならないんですか? 先生。助けてください。ねえ! やっぱり助けなくていいです。こんなどうしようもないやつを……。
 もう昔からずっとこうだ。先述したように、期日よりもできばえを優先する悪癖があることも理由の1つなんだけど、それを抜きにして単に提出すれば済むだけのものでも、本当に、締切が守れない。これを書いてないでさっさとやることをやりなさいと言うのはおっしゃる通り。でも書いて外に出さないと罪悪感と不安で押し潰されそうになるから勘弁してください。
 今回の原稿は同人のものだから、どこかに応募するわけでも、ましてや賃金が発生するわけでもない。だから楽しめる範囲で好きにやって、人間関係を壊さないライン(=締切)を守ればいいのに、全部逆を突っ走っている。どこから読んでも粗がなくて美しく、筋道立っていて、かつ感情をゆさぶるものを書きたいと思っている。ずっと妙な完璧主義で動いている。というか「完璧主義」を名乗るならまず締切こそ完璧に守りなさいよ。打首の刑です。
 正直これはプライドにがんじがらめになっているのが大きい原因だと思う。ずっと文章だけは誰にも負けねえと傲慢にも思いながら過ごしてきて、作品もありがたいことに好きだと言われることが多かった。だから、そうです! 私っていい文章書くしすごいんです! の気持ちばかりがすくすく育って、そのすこやかな自意識をへし折らないよう必死になっているのだろう。だってへし折れたら私の四半世紀弱の意義がわからなくなるから。でも特段理由があったわけでもないのに、期日までにその「いい文章」が書けないってことは、多分その程度のものなんだろうね……とも思っている。
 好きなことを好きだと言うことって自意識との戦いだな。「好き」(≒自己評価)と「得意」(≒他者評価)の間に正の関係があってしかるべき、という暗黙の了解があるように思う。「好きなことで生きていく」っていうコピーがまさにそれだ。それってできたら理想だけど、めっちゃめちゃ苦しい。自分の思う自分と他人の思う自分を一致させるのって神技じゃないか?
 私がこう思うのはほぼ間違いなく、文章で食べていきたい気持ちがどこかにあるからなんだろうな。そうできたらいいなとは思う。ちょっと時間が本当にやばくなってきたから、今日はここで書くのをやめとくけど、この話は蒸し返しそうな気がする。

4.明日の占い

 ラッキーカラー:ずんだ
 ラッキーアイテム:チョコスプレー
 一言:過去の自分との約束は守りましょう。

また明日! 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?