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開業までの道のり #13 大谷翔平とAI

※今回はいつもと違い、理念に対する考察です。

AI

前年末のOPEN AIによる会話型アプリ、
Chat GPTのローンチの反響が大きな騒ぎになっていますね。
それに対し天下のGoogleがレッドアラートの緊急事態宣言を出して、
対するbardを用意しています。

僕も全く詳しくは無いですが、
簡単に言うと、
一般的な感覚としては、
「全て頭の良いAIが答えを出してくれる」
といった未来が、
急にもう来てしまった
、といった状況です。

AIのディープラーニングの速度は超々加速度的に上がっていますから、
これを見据えた未来イメージが必須です。


人類が全く別の次元へ

AIのような頭脳が無くとも、
数年後には異次元の状況になるんだろうなと想像するに及びません。
人間が数体のアバターを持ち生活するムーンショット計画も
日本の国家が正式に発表しています。

このnoteを書きながらもこの行為自体に原始的な感覚すら覚えるほどです。



「人間にこそできるのはクリエイティブ」の誤解

「AI」という認識が一般化した頃に、
職業の多くがAIに奪われると言われ始めました。

10年前位でしょうか、
僕は後輩に、
「AIにできないのは人間の様な想像性なので、クリエイティブを持つように!」
と言ってきましたが、、

はい、AIの方ができちゃうんですね。
絵も描ければ曲も作れる。

今までそう言ってきた皆さん、
すみません、間違いでした。
鉄本翔希やきぴりにも言ってきました、すみません、間違いでした。

クリエイティブはAIの方がハイクオリティで我々よりできてしまいます。


パティシエなんていらない

我々の業界で言えば、
人々が求める美味しいお菓子や、
そのレシピまでAIが必ず我々のクオリティを遥かに凌駕するレベルでできてしまうのは間違いないと僕は確信しています。

パティシエなんて効率の悪いものはいらないとなるはずです。
給料も必要だし飯も食べる、
感情と意識レベルも個体により差がある。

僕のイメージですが、
AIのみで料理動画の作成やマーケティング、商品開発から製造、
レストランの運営、サプライチェーンの構築から経理までできてしまうのではないかと考えます。

その発想すら未来から見ると、
現在の視点からみた未来なので、
「50年前に描かれた2000年のイメージ図」のように古くさくてヘンテコでくすっと笑えるかもしれません。


我々はどうしていくべきか

それを踏まえて今後、
どのように生きるべきか、
をよく考えます。

実務的な「仕事」の部分で我々が必要ないのです。
おまけにAIと違って我々には固定費がかかります。

食事もすれば住むところが必要です。
AIより頭脳が劣り生産性が悪いのにAIにはかからない
「生きる」という超非効率なコストがかかり続けるわけです。


神とは

そこまでいくと我々の生命体としての
存在の意味・意義を考えざるを得ません。

その先に「神」という存在を想います。

僕には宗教の概念は無いですし、
宗教的な「神」のイメージではありません。

「存在」=「非存在」の根源的な部分の意識です。


作為的な感動か 人間的な感動か

人間が心震わす感動を作るにはAIが効率よくできてしまいます。

例えば、
超感動の映画を、
シナリオから音楽から編集から、全てAIができてしまうわけです。
それをメタバースの多感覚空間で体験できてしまうわけです。

人間が作った映画を見る位ならAIが作った映画を見た方が面白い。
と大衆がなってしまう、
そんな未来はもう、不可避だと考えます。


大谷翔平

そんな中、
WBCの試合や大谷翔平を見ると何か人間の答えを感じたような感覚がありました。

作為的な感動ではなく、
人間的な好感、人間的な感動、
人智を超えた感動を感じます。

野球には全く興味がない僕ですら、
どこかで大谷翔平を見かければ敬意を感じますし、
好感を感じますし、人間的な心が動きます。

作為的な超感動か、人間的なオーラ、魅力、感動か。

ではその違いの部分ってなに?
ってなっていくと、
低レベルな大塚AIでは
「存在」=「非存在」の根源的な意識との有機的な繋がりだと感じます。

肉体を持つ意識と肉体を持たない意識の大きな違いです。

肉体があるという事は、行動ができ、行動できるという事は意識レベルを上げられるということ。

例えば、人を傷つけてしまったら、
反省して謝ることができる、
これじゃだめなんだと行動を変えることができる、
努力することができる、
結果意識レベルを上げる事ができる。

AI頭脳のディープラーニングによる意識との違いです。


理念

多分、
企業や事業プランに合わせた最適な理念もAIが作成できてしまうんだとは想います。

経済活動のみのビジネスの最適化は
AIが遥かにできてしまうわけなので、
人間的な「理念」に寄与する部分が大切になると考えます。

例えば、
#感謝の芽吹きとなるお店作り

とこのシリーズではタグを打っていますが、
まさにこれです。

ディープラーニングによる意識ではなく、
根源的な意識にアクセスできる有機的な意識であると、
我々を仮定した場合をイメージすると、
いろいろな事がクリアになる気がします。

人間的な感謝は人間にしかできません。
人間の意識が根源的な意識に繋がっているなら、
AIの超意識との違いはそこであって、
そこがキーポイントになるのではないかと僕たちは考えます。

よって僕たちの理念のキーは「感謝の芽吹き」です。




※「開業までの道のり」の経過は「店舗オープンまでの経過を公開」マガジンに収納しています。
是非そちらもご覧ください!

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