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終戦の日は8/15ではない



本日8/15は一般的に終戦の日と言われる日です。
太平洋戦争において、当時の天皇がポツダム宣言を受け入れ、国民に日本の敗北を伝えた日になります。
当時は相当衝撃だったと思いますし、歴史が変わったタイミングでもあり、大事な日です。
それはそうなのですが、あくまで日本国内で言われてる終戦の日なんです。
国内で戦争の負けが確定した日なんです。
その前日の8/14は一番長い日として映画にもなってるほどです。

ただ戦争終結の降伏文章に調印したのが、9/2のことなので、アメリカをはじめとする海外では9/2や9/3が終戦の日とされてます。
個人的な思いですが、この8/15からの2週間があまりフォーカスされてないことに勿体無さを感じるんです。
だからこの時期になると、誰かにはこの話をしてます。
本当の終戦は9/2で、その2週間にはドラマがいくつもあったんだと。
8/15に天皇より玉音放送があり、日本の敗北が宣言されました。
すんなり受け入れられることではないはずです。
日本の勝利を信じてそこまでやってきており、たくさんたくさん我慢を強いられてきております。特に軍にて直接戦ってる方々は仲間の犠牲を勝利に繋げるべく、心に誓って踏ん張ってきてるはずです。そこにおいて突然の敗北宣言。
もちろん天皇が言ったことなので、変えられることはできないのですが、すんなり受け入れられるはずがないです。
フィリピンマニラにて天皇の勅使が調印にいきます。
ここを落として戦争を継続させようとする動きと、そんなことをさせないという動きがぶつかります。これはまさに別の正義がぶつかってます。
アメリカからの指示で降伏の飛行機ってわかるように緑十字機で飛行することが約束されてたため、攻撃の標的になる可能性がありました。
戦争を無事に終わらせる立場の人たちにとっては攻撃があり、撃退されてしまったら戦争が再開してしまう。
その緊張感たるや想像では足りないほどだったと思います。
一挙手一投足で歴史が変わってしまうなんてとてつもないことです。
ただ攻撃はなく、無事にマニラにつき、帰路に着くのですが、帰りにトラブルがあり、途中不時着することになってしまいます。
調印後ですし、問題ないと思いきや、マッカーサー初め連合軍からの支持書を持ってるわけです。これが無事に政府に届かないと、もし連合軍に怪しまれるようなことがあれば、また戦争の可能性もゼロではありません。
このトラブル自体、陰謀論がいくつかあるわけですが、ドキドキが止まりません。
ただ結果現在が平和であり、無事戦争が終わってることからも、無事に書類は届けられてはいます。
この2週間は関係者は生きた心地がしなかったはずです。
それほどの大きなプレッシャーを感じてたはずです。

8/14も大事な大事な歴史が変わる決定をした日であり、
8/15はそれが国民に天皇から直接届けられた日です。
共にターニングポイントでありますが、
そこからの2週間も何か歴史が変わってしまうほどの期間だったことをもっとフォーカスして欲しいなって思います。
”何も起きなかった”
これが大きな歴史的な価値です。
かっこいい大先輩たちの活躍がそこにあったんです。
youtubeで特集番組がみれるので、見て欲しいです。

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