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2022年オオトパン「パン屋の経営と子育ての両立を実現する」

あけましておめでとうございます。山梨県甲州市塩山に2021年11月にパン屋をオープンしたオオトパンです。

東京から山梨に移住して丸5年。子育てしながら目覚めたパン作り→家族に強制的に食べさせまくり→知り合いに押し売りまくり→イベント販売→2016年東京から山梨に脱出→甲府のカフェで間借りパン販売3年間→甲州市塩山にパン屋オープン!(今ココ)

2022年にやりたいこと「パン屋の経営と子育ての両立を実現する」

店を作って1ヶ月で思ったことは、
「一人では到底できない!」ということ。
美味しいパンを作るだけであったらできるかもしれないけれど、それをどのくらい焼いて、どのようにお客さんに届けるか、そしてどのように利益を上げていくのかということを考え出すと、到底一人ではできない!という結論に。

もちろんパートさんは最初から雇うつもりではあったが、「ちょっと私の手が回らない時に助けてもらえればいいかな。」くらいに考えていたが、それだけでは、回らないということに気づいた。

そもそも私が、朝起きてパンを焼いてパン屋を経営して、家に帰って寝るだけの生活をできるのならば、一人でもできるかもしれない。
しかし、我が家には三人の子供達がいる。私が何もしないでバタンキュー!で寝られるはずがない!

2022年最大の目標は、
「子供や家族も幸せに、自分も体を壊さずに利益も出し続けられるパン屋の仕組みを作ること」

幸せに働くために、徹底的な効率化

そのために必要なのは、
・仕事内容を全部見える化する
・自分以外でもできる仕事を手放すこと
・一人でパンを作らない
・パン製造の手順の効率化
・パンだけの店にならない
・目指してもらえる店になる

が今のところの課題。

年末年始は、家族との時間の合間に
・仕事内容を全部見える化する
をやった。
ノートに仕事内容をひたすらに付箋で貼り付ける。
「ルーティーンワーク」と「課題解決のために必要な仕事」の2パターンで洗いだす。

ルーティーンワークは、「粉を計量する」とか「レジを締める」とか。

「課題解決のために必要な仕事」とは「仕込みが間に合わない」という問題をどうやって解決するか。たとえば「仕込みの分量をエクセルで書き出す」とか。「目指してもらえる店になる」ために「原材料の仕入れを変える」とか。

ルーティーンワークを見える化してどの時間に何をやるかをもっと明確にして、人にふれるものはふる。
課題解決に関しては、常に何がまだ解決できていないかを見えるようにして、常に解決に向けて少しずつ進んでいけるようにする。

パン屋でないパン屋を目指す

そしてもう一つ。
私はパン屋中のパン屋を目指してはいけない!!と心に決めた。

パン屋中のパン屋とは。いつの時間もパンに溢れていてパンが数百種類も出せるようなお店。

これをやるには長い労働時間と高い設備と多くの労働者が必要だ。
しかし、私にはこれをやるだけの時間も設備もない。
疲弊するのは目に見えている。

しかし、お客さんは、「パン屋」を目指してお店に来る。
このギャップをどう埋めようか。どうやってきてくれたお客さんに楽しんでもらおうか。しかも私も疲弊せずに。
それが今年の課題だ。

そして、仕事は効率化しながら楽しく働く。これは永遠のテーマ!
今年も1年がんばりましょう!

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