バレエ『眠れる森の美女』🌹
先日K-BALLET TOKYOによる、熊川版 新制作『眠れる森の美女』in Cinemaを観てきました✨
実は私、4歳から17歳までクラシックバレエ(趣味程度です)をやっていたこともあり、バレエが大好きなのです…🩰
小さい頃はバレエ友達の発表会とか、バレエ団の公演、教室で借りたDVDを家で見たりしていたんですが…👀
大人になってからはそういう機会がめっきり減ってしまいました😞
そんな時に、映画館で予告を見ていたらK-BALLET TOKYO 熊川版 新制作『眠れる森の美女』in Cinema の文字が‼️
舞台鑑賞に飢えていた私
このチャンスを逃すまい
と行ってきました💨
こちらは、世界的なバレエダンサー&国内トップクラスのバレエ団「K-BALLET TOKYO」の芸術監督を務める熊川哲也さんが、古典バレエの金字塔『眠れる森の美女』をまったく新しい解釈で作り出したもの🌹
予告で「オーロラ姫を死に導いたのは、王子だったー」という文字が流れるとおり、これまでの『眠れる森の美女』からは想像できない物語なわけです😮
そもそも、バレエの『眠れる森の美女』は一般的に知られているディズニー作品とは若干違います💡
バレエのほうが先に誕生してるので、当たり前っちゃ当たり前ですが、きっと多くの人がこの題名を聞いて想像するのがディズニー版だと思うので…🏰
オーロラ姫が赤ちゃんの頃に呪いをかけられる→16歳の時に糸車の針に触れたことで長い眠りにつく→王子のキスで目覚める
という骨組みの部分は一緒ですが、妖精が6人出てきたり、森のシーンがなかったり、赤ずきんとか宝石が出てきたり…
「ん?」と思う部分はあるかもしれません😃
が、個人的には個性的なキャラクターがたくさん出てくるので、バレエのほうも好きだな〜って感じです🫶
というか、バレエの演目の中では『眠れる森の美女』が一番好きです❤️
さて、話が長くなりましたが本題へ…
⚠️ここからは熊川版『眠れる森の美女』の内容にガッツリ触れていきますので、ネタバレOKな方のみお進みください⚠️
まず、熊川版のストーリーをざっくり説明しますね📖
主人公はフロレスタン王国の姫君・オーロラ姫。
お城で誕生の宴が開かれたものの、招かれなかった隣国の君主・カラボスが殴り込みにやってきます🔥
「姫は成長したら命を落とす」と不吉な予言をしますが、そこでフロレスタン国の守護妖精・リラが登場🧚
最強リラ様がカラボスを杖に封じ込め、一件落着😮💨
時が過ぎ、まもなく16歳を迎えるオーロラが登場。
森で楽しいひとときを過ごしている姫に狼が襲いかかった時、通りかかったデジレ王子が助けに入ります🗡️
ここで、2人ともフォーリン・ラブ💘
「また会いましょう」と約束して別れたあと、カラボスの手下である赤ずきんちゃん、登場🍎
森の奥深くへと誘い込まれた王子は、赤ずきんちゃんに言われるがまま杖を引き抜いて、カラボスを復活させてしまいます👿
復活早々、カラボス様は王子に「姫を殺めろ」という呪いをかけます☠️
さて、やってきましたオーロラ姫16歳の誕生日。
婚約者候補の王子たちの中にデジレの姿を見つけて姫は喜びますが「ちょっと様子がおかしいなぁ…」という感じ。
呪いかかってますからね、目がいっちゃってたんでしょうね🤪
カラボス様に操られている王子は、危険な魅力で姫を惑わし、死へ導いてしまいます😱
しかし、姫は死んだのではなく眠りについただけ。たぶんリラ様の回復魔法かなんかだと思う🪄
そのあと呪いが解けて目覚めた王子は「なんてこった…」と後悔😭
そこにリラ様が現れ「お主に挽回のチャンスを与えよう」と告げる…
だーーーーいぶ現代風に説明しましたが、大体こんな感じです😂
結末はまぁ想像の範囲内だと思うので、言わないでおきますね🤫
ちなみにカラボス=マレフィセント、リラ=メリーウェザー、デジレ=フィリップって感じです。
まずびっくりなのが、「赤ずきんがカラボスの手下!?」ってこと。
通常だと3幕の結婚式のシーンで狼と一緒に招待されて踊りを披露する役なんですが、今回はカラボス様の手下‼️
最高やん…
衣装も黒いし、ちょっとゴスロリ風な赤ずきんちゃん(いや、黒ずきんか)が登場します🖤
結局彼女もカラボスに洗脳されて手下となっていたので、3幕では通常版と同じく結婚式に招待されています💃
個人的には悪役のまま終わってもよかったかな〜って感じ。でも可愛かった👏
それから、森のシーンがあるのがよかったですね🌳
私はディズニー大好き人間でもあるので…森のシーンって王子と出会う超重要なところじゃないですか🤔
そこが描かれているのがよかったし、ここで通常版では3幕が出番のブルーバード&フロリナ王女カップル・猫カップルが出てくるんです。
確かに森のほうが雰囲気合ってるし、結婚式でいきなり踊り出すよりは自然かも❓と思ったり…。
あと、まさかの王子洗脳劇。
宴の席で1人だけ黒い衣装でちょっと浮いている感じは、『白鳥の湖』のオディールを連想させるなぁと🐦⬛
ほんでね、熊川版には「夢の場」というシーンがあるんですよ😴
洗脳が解けた王子がリラ様の魔法によって、夢の世界でオーロラと再会できるっていう場面なんですけど…
私の足りない脳みそでの解釈だと、リラ様が
あの子な、死んでへんよ。ワテが眠りの魔法に変えたんや。ちょっとの間だけ幻影と会わせたる。あの子への気持ち思い出したらさっさとカラボスはん倒しに行きや
って言ってるとこだと思うんですよね🧚
青白い世界でコール・ド・バレエ(群舞)の中で幻影と踊る王子。それをリラが見ている様子は、思わず『ジゼル』の墓場シーンが思い浮かびました👰♀️
いろんな作品のオマージュが入っていたりするのかな…❓考えすぎ❓
他にもたくさん面白い点があるんですが、とにかく「ここでこれ来るか‼️」のオンパレード👏
何度小さな声で「はぁ〜ん、おもしれぇ〜」と言ったことか。
一番後ろの席&1人の成人女性が音楽に合わせて揺れたり、小声でブツクサ言ってたり…
隣のポップコーン親子にとっては不審者だったと思います、ゴメンね…😇
そして言わずもがな
ダンサーさんが素晴らしすぎる👏
オーロラ姫も王子もカラボスもみんなハマってる👸
バレエの技術のみならず表現力…、いや、そのキャラクターに憑依する技術までトップクラスとは…さすがプロ、恐るべし。
舞台装飾も衣装も「素晴らしい」とかでは収まらないレベル✨
実は初演を迎える前にテレビでドキュメンタリーが放送されまして、それも見たんですけど、熊川さんの発想力とこだわりが詰まった舞台だということがめちゃくちゃ伝わりました🥹
個人的には足元まで隠れる超ロングドレスなのに、トウシューズを履いて踊っているのがすごいと思いましたね🩰
あれで通常のパフォーマンスを披露するのって相当難しいと思うけど…それをやってのけるのがプロなんでしょうね👏
まだまだ語ろうと思えば語れるけど、長くなるのでこの辺にしておきます🤭
いやしかし、おかげさまでバレエ鑑賞欲が満たされました…
しかも一番好きな演目…感無量です😭
これからしばらくバレエブームきて、YouTubeで動画をあさると思います(既にもうやってる。YouTubeさんが「おぬし、コレ好きやろ?」ってわんこそば並みにおすすめしてくるから時間溶ける🫠)
福岡だと「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」「ユナイテッド・シネマ福岡ももち」で上映中‼️他にも全国の映画館で上映しています🎞️
特別興行料金になるので通常の映画鑑賞料金よりはお高めですが、本物のK-BALLET TOKYOの舞台を観ようと思ったら1万円では済まないと思うので、この料金で全幕観られるのはむしろおトクかと💰
もし「バレエ観てみたいな…」と思っている方がいればぜひ観に行ってみてください❣️
3月7日(木)までの期間限定上映なので、お早めに🌟
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